トントンしたら大泣き!どうすればいい?
トントンを嫌がって、トントンをしてあげることさえできない、トントンをしたら大泣きしてしまったというケースもあるでしょう。ネントレの一環としてトントンをしているけれども、なかなか寝てくれる気配がないということもよくあるケースです。そんな時はどうすればよいのでしょうか?
赤ちゃんが寝られない原因を探してみる
まずは、赤ちゃんが眠れない原因を探してみるところからスタートしましょう。おなかが空いていないかどうか、オムツが汚れていないかどうか、というのは基本的なチェックポイントとなります。大人でも同じですが、体に不快感がある状態だとなかなか寝ることもできません。また、気温や明るさ・周りの騒音レベルはどうか、という部分も気にしてみましょう。このような問題が、赤ちゃんが寝付くのを妨害している可能性も考えられます。
他の寝かしつけを組み合わせる
いつもだっこをしながら背中をトントンするけど寝てくれない…そんな時は赤ちゃんのお尻をトントンする、あおむけに寝かせおなかや胸をトントンすると寝る赤ちゃんもいるでしょう。また、トントン以外の方法を一緒に試してみるのもおすすめです。つまりいつもやっている寝かしつけの方法と、トントンを組み合わせてみるという方法。この組み合わせ技によって、赤ちゃんが寝落ちしてくれるケースもあります。
寝る時のルーティンを作ってみる
規則的な生活リズムにまだ馴染(なじ)まず、体内時計が整わない状況だと、赤ちゃんは夜でも眠りづらいことがあります。できるだけ毎日同じ時間に晩ごはん、お風呂、寝る準備、就寝などをして、生活リズムを整えてあげましょう。また、寝る前の激しい遊びや、熱めのお風呂もNGです。なぜなら、赤ちゃんがせっかく眠くなりそうなリズムに入ろうとしているのに、それを一気に壊してしまう可能性があるからです。寝る前は活動的にしない、刺激を与えない、ということを覚えておいてくださいね。
おわりに
100人の赤ちゃんがいれば、100通りの寝方があります。トントン以外にも寝かしつけの成功率が高い方法があれば、それらを組み合わせるのもよいでしょう。赤ちゃんにピッタリのトントンや寝かしつけ方法を試行錯誤しながら見つけ、よりスムーズに・そして快適に寝てもらえるようにしてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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