子どもにとってはうれしい夏休み・冬休みも、働くママにとっては悩みの種です。中でも、子どもをお留守番させている親は、毎日昼ご飯に何を作ればいいものかと悩みますよね。毎朝作る時間がない!いつも決まったメニューになってしまう!栄養面が心配!と頭を抱えているのではないでしょうか。そこで、「お留守番ご飯」を作る時の注意点と、おすすめご飯を紹介していきます。
子どもの留守番でご飯を準備する時の注意点
子どもが小さいうちは、自分でご飯を作らせる訳にもいかないので、毎日お昼ご飯を準備していかなければなりません。手軽に作れるご飯は、働くママにとってとても魅力的です。ただ、その前に「留守番ご飯」を準備する上での注意点があるので紹介します。
傷みやすい、腐りやすい食品には要注意!
夏は気温が高いので、自然と傷みやすいものや腐りやすいものは避けている方が多いと思いますが、冬も要注意です。部屋の中は、暖房がきいていて温かいので、机の上にご飯を置いておくのは控えましょう。意外と見落としがちなのが市販のサンドイッチです。中に入っているタマゴサラダや生クリーム系のものは、傷みやすいので準備していく時は冷蔵庫に入れておくことが大切です。保冷剤や保冷バッグを使うのもおすすめです。
子どもにガスコンロは使わせない!
どうしても準備する時間がないという日に、カップ麺やレトルト食品に頼りたくなる時もありますよね。しかし、ガスコンロを使う必要のあるものはできるだけ避けたいものです。万が一のことがあっても、子どもだけでは対処できないからです。レトルト食品を使う時は、あらかじめ封をあけて盛り付けをしておくことが、子どもだけで安全に食べられるポイントです。
電子レンジの使用にも注意が必要!
準備したお昼ご飯は、冷蔵庫に入れておいても、机の上に置いておいても、食べる前に温めることが多いはずです。ただ、スープなどは加熱時間が長くなると沸騰して熱くなり、取り出す時にやけどの原因になってしまいます。定番のウインナーも皮がはじけて爆発することもあるので、切れ目を入れておくなどの工夫が必要です。また、コンビニで買ってきたチキンなど、紙袋に入ったまま温めるのも発火の原因になるのでお皿に移しておきましょう。
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お弁当に詰めるだけの簡単作り置きご飯
お弁当は、子どもの留守番の時にも大活躍です。抗菌シートや保冷剤を使えば、防腐対策にもなります。そこで作り置きしておけば、後は詰めるだけ!という簡単ご飯を紹介します。もちろん、そのままお皿にのせて出してもOKです。
焼いて冷凍「ハンバーグ」「つくね」
子どもも大好きなハンバーグやつくねは、味付けまでして焼いて冷凍しておけば、必要な時にそのまま使えます。お弁当には、冷凍のまま入れることで保冷剤代わりにもなる優れものです。解凍調理して味付けを変えれば、照り焼きハンバーグ、ロコモコ丼、ハンバーガーなど、子どもの喜ぶご飯に変身します。さらに、ほぐせばそのまま「そぼろ」としても活用できるので、メニューの幅も広がります。
実は冷凍可能な「ナポリタン」「焼きそば」
手軽に作れるナポリタンや焼きそばは、お留守番ご飯としておすすめです。朝から作っても時間がかかりません。さらに、多めに作っておいて冷凍しておけば別の日に、お弁当のおかずにすることもできます。焼きそばは、「あん」を作りあんかけ焼きそばにしたり、コッペパンに挟んで焼きそばパンにしたりと便利です。同じ麺でも、中華麺やゆでうどんは食感や味が落ちるので冷凍向きではありません。
にんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどのゆで野菜
にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、れんこんなどの根菜、青野菜はゆでて「常備菜」として準備しておくとご飯を作る時間を短縮させることができます。「ごま油・塩・にんにく」で味付けした中華風、「塩・薄口しょうゆ」の和風のように、味付けをしておくことで冷蔵保存でも1週間は日持ちが可能です。お弁当の副菜、炒め物の具材として重宝します。
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2人の男の子のママとして毎日奮闘中!医療業界で働いていた経歴を生かし、健康・子育て情報を発信するフリーライター。
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