健やかな成長を願ったものや、赤ちゃんの頃の姿を写真以外でもさまざまな形で記録し思い出として残すものなど、贈ったり贈られたりすることがあるメモリアルグッズは、大事な赤ちゃんの成長を優しく見守ってくれます。手間がかかると思っていた小さな頃もあっという間に終わり、子どもはどんどん成長していきますが、メモリアルグッズは成長を段階ごとに記録すると共に、後々のよい思い出になります。
贈り物としても喜ばれる銀のスプーン
出産祝いとして贈られることが多い銀のスプーン。かわいらしいデザインのものや、インテリアとしても最適なもの、一生涯使えるものなど、さまざまな用途に応じて作られています。「銀のスプーンをくわえて産まれてきた子どもは幸せになる」と、西洋ではいわれています。では、なぜ銀のスプーンを贈るのでしょうか?その理由を解説していきます。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにという願い
「銀のスプーンをくわえてきた赤ちゃんは幸せになれる」という言葉があります。スプーンは食事をとるための道具ということから、食べることには困らないでいられるようにといった願いを込めて、ヨーロッパで16世紀頃から贈るようになりました。銀は高価なものですから、食べ物だけでなく、お金に困らないようにといった意味合いも含まれています。
魔除(まよ)けなどのお守りとしての役割
16世紀のヨーロッパにおいて、銀は特別なものでした。魔女やドラキュラを退治するには銀が有効だとされていたので、そういった得体(えたい)のしれないものから、銀は赤ちゃんを守ると信じられていました。また、当時食事に毒を盛って暗殺する際には硫ヒ鉄鉱(りゅうひてっこう)が使われており、その中の硫黄が銀に反応するため、身を守らなければならない貴族たちは、銀の食器を使って食事をしていたのです。
銀が持つ希少性の高さ故に象徴的な役割
16世紀のヨーロッパにおいて銀は貴重なものですが、これを利用して食器を作るとなると、決められた職人さんに頼まなければなりませんでした。腕がよくなければ、銀食器を作ることができなかったのです。今でいうところの高級ブランドのようなものだったのでしょうね。腕のよい職人さんが作った銀のスプーンを贈られるということは、それだけ特別なものといった意味合いもありました。
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成長記録としておすすめ手形プレート
手形プレートは、小さい紅葉のようなかわいらしいおててを成長の記録して残すことができます。赤ちゃんが大きくなった時にその手の小ささを懐かしむこともあり、よき思い出を形として残すことができて、赤ちゃんの成長具合を測る物差しにもなりますね。
手形をとる時期は何歳何カ月頃がよいか
手形をとる時期については、お食い初めなどの祝い事の時などの、節目にとるとよいでしょう。あるいは、生まれてからすぐに朱肉などを使って手形をとり、毎月の誕生日と同じ日にとることで、成長の記録を一カ月単位で見ることができます。普段は自宅で紙などを使って手形をとり、毎年の誕生日には職人さんに依頼するなどして立派なものを作るとより思い出深くなります。
手形プレートといっても多種多様な種類があります
手形プレートは、画用紙などにとるといった紙媒体を利用したものもあれば、御影石や大理石を利用したものもあります。手形を時計や写真立てにすれば、実用的なインテリアとして飾っておくこともできます。カラーバリエーションも豊富になっており、ピンクなどのかわいらしい色から、黒や白などのシックな色など、好みに合わせて作れるのがうれしいですね。
職人さんに依頼するメリットデメリット
紙媒体だと手軽に手形を作成できる反面、時間がたつにつれて黄ばみや変色が起きやすく、熱や湿気にも弱いといった点があります。職人さんに依頼するメリットは、御影石や大理石といった高価な石を使った手形を作ってもらえるので、半永久的に残すことができるほど丈夫な仕上がりになるという点です。デメリットとしては、石を使うことや職人さんに依頼することで値段が高くなり、出来上がりまでに時間がかかるということがあります。
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ヨガを愛して毎日を健康的に過ごしています。
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