工夫しても飲んでくれないときは?
先ほど飲みやすくするための方法をご紹介しましたが、いずれの方法でもダメだった!成功したけれど最近また飲んでくれなくなってしまった!というときには、いったいどうすれば良いのでしょうか。ここでは三つの方法をご紹介します。
シロップなど比較的飲みやすいもので処方してもらう
子どもが粉薬を嫌がる場合、もし同じような効果が得られるシロップ状の薬があるなら、それで処方してもらうよう先生にお願いしてみましょう。苦みのある粉薬よりも、甘みの強いシロップのほうが好きな子どもは多いです。
また錠剤もおすすめ。粉薬よりも口に広がらず、お薬ゼリーでも包みやすいです。
スポイトなどで口の奥へ流し込んでしまう
シロップであればそのまま、粉薬であれば水などで溶いてから、スポイトで吸って口の中に流し込んでしまいましょう。粉薬を溶くタイミングは飲ませる直前にしてください。でないと薬の効き目が薄れてしまう場合があります。また、泣いているときに流し込むと気管に入ってしまう恐れがあるので、落ち着いているタイミングを見計らってす~と流し込みましょう。
粉砂糖や練乳で練って頰の内側に塗ってしまう
苦みを感じなくなるほど甘く味付けする方法です。薬を練乳で練ったり、薬や粉砂糖を少量の水で練ったりして混ぜ、それを頰の内側に塗ったあとにぬるま湯を飲ませて流し込みましょう。
またアイスに練りこむのもよいでしょう。冷たさが少し味覚を鈍らせてくれます。しかし甘いものが好きな子どもには効果てきめんですが、嫌いな子どもには向きません。その場合はおかずのり等の味が濃いものに混ぜて試してみましょう。
おわりに
親が険しい表情やピリピリした気持ちで薬を飲ませようとすると、子どもにもそれが伝わってしまい飲むのを嫌がってしまうなんてことも。薬を飲ませるときにはあまり意気込まず、飲んでくれたらラッキーくらいの気持ちで挑むようにしましょう。
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デコレーションケーキ作りが好きな、1児の母です。
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