学校生活編:繰り返し練習しておこう!
小学生になると学校で習うことでも、就学前に家庭である程度やっておくと子どもが自信を持って学校生活をスタートできることもあります。鉛筆の正しい持ち方やひらがなの読み書き、簡単な足し算は遊びながら練習しておきましょう。また集中して食事をする習慣を身に付けておきましょう。
鉛筆の正しい持ち方を練習しておく
3歳を過ぎると鉛筆を持って書くことができる子が増えてきますが、就学前は遊びの要素が強いので鉛筆の正しい持ち方を教えてもらっていない子も多いです。しかし小学校では書写の授業もあり長時間集中して文字を書くことが多くなります。正しい持ち方でないと文字がうまく書けないだけでなく、疲れやすく姿勢も悪くなり集中力も続きません。小学生になる前にわが子の鉛筆の持ち方が正しくできているか確認しておきましょう。
ひらがなの読み書きや簡単な足し算も
幼稚園や保育園で練習するため、小学生になる前にひらがなの読み書きができる子がほとんどです。どの程度できるのか家庭でも確認しておきましょう。親子でひらがなの積み木やパズルを使えば遊びながらどんどん覚えていきます。また、親子間で「お手紙ごっこ」をすると自分の名前を書くことや、簡単な言葉を組み立てて文章を作ることを楽しく覚えていけますよ。足し算も果物やお菓子などを使って生活の中で「足すといくつ?」「半分こすると何個食べられる?」などと楽しみながら教えていきましょう。
短時間で集中して食べる練習をする
幼稚園や保育園でも給食やお弁当を食べていますが、小学校の給食は食べる時間が平均20分程度と短い上に量が多くなります。就学前のようにのんびり食べているとあっという間に給食の時間は終わってしまいます。家庭では急いで食べさせる必要はありませんが、テレビを消す、おなかをじゅうぶんにすかせてから食事の時間にするなど、集中して食事をとる環境を整えることで食事をおいしく短時間で食べられる練習をしておきましょう。
おわりに
小学生になることは自立への小さな一歩を踏み出すことです。今までのように親が何でも手助けをしたりフォローしたりすることはできません。最初はドキドキハラハラしますが、子どもは何とか自分の力で切り抜けて学習していきます。就学前に親としてできることに取り組んだら、あとはわが子を信じて見守りましょう!
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8歳の甘えん坊娘と2歳イヤイヤ息子のママです。読書と野外フェスとクライミングが好きです。
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