【レシピ付き】子どもの野菜嫌いを克服させる五つの方法

野菜
子どもの野菜嫌いに困っている保護者のかたも多いのではないでしょうか?ママ自身も、幼いころ野菜が苦手で苦労したという思い出がないですか?どうして子どもは野菜嫌いな子が多いのか。今回は、子どもの野菜嫌いを克服させる方法と、子どもでも食べやすい野菜レシピを三つご紹介したいと思います。

子どもが野菜嫌いになる理由

食卓
まずは、どうして子どもは野菜が苦手なのでしょうか。嫌いになる理由から考えてみましょう。

苦味や酸味などは人が本能的に避ける味

子どもの味覚は本能に従う傾向にあるため苦いもの、しぶいもの、ドロッとしたものなどは腐っている・未成熟と判断し、食べたがりません。ピーマンやホウレン草、トマトなどを苦手とする子どもが多いのは、このことが主な原因と言われています。これらは新生児も感じ取ることができ、苦味や酸味のある食べ物は吐き出します。

子どもは母親が嫌う食べ物を嫌いになる?

母親がおいしそうに食べていないものは、子どもも嫌いになる傾向があるそうです。赤ちゃんの頃身近にいるのは母親です。その母親が食べたがらないものを食べたいと思う赤ちゃんはいないのです。そうなると、赤ちゃんは食べる機会を失いこれはおいしくないものと認識してしまいます。子どもを野菜嫌いにしないためには、まずは両親が好き嫌いをしないことが大切になります。

子どもが嫌い!代表的な野菜三つ

2011年に3歳から中学生を対象にした苦手な野菜についての調査結果がありました。嫌いな野菜は、ナス、ピーマン、しいたけが上位3位に。嫌いな理由は、苦味、食感、におい、色や見た目、甘味、酸味です。味や食感だけでなく、においや見た目も好き嫌いを決める重要な要素なのです。野菜を食べない場合、においや見た目に原因があるかもしれません。

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野菜嫌いを克服させるための方法はこれ!

調理
野菜嫌いを克服させるには、ママの努力や工夫が必要です。では、どんな方法ができるのでしょうか。

1.新鮮な野菜を買う

野菜は少し高くても新鮮でいいものを買いましょう。新鮮で旬な野菜は、その野菜が持つ本来のうま味やあま味を存分に味わうことができます。意外とこの方法で子どもは野菜のおいしさを知り、野菜嫌いを克服することもあるようです。ただ、毎日新鮮で高価な野菜を手に入れるのは難しいかもしれません。新鮮で安い野菜を手に入れる方法として、旬の野菜を手に入れるのがよいでしょう。旬の野菜は他の時期と比べてあま味や栄養素が増すことが多く、出荷数も増えるため比較的安価に買うことができます。

2.調理方法や野菜の選び方を工夫する

調理方法のせいで、その野菜が嫌いになることもあります。例えば、ピーマンの苦みが嫌いな子どもがいるとします。その場合、にが味を残した調理をすると、当然子どもは全く食べません
ピーマンの場合は、縦に切って油通しをすることでにが味を抑えることができます。また、にが味の強い緑ピーマンではなく、成熟してあま味の強くなっている赤ピーマンを選ぶなど、同じ野菜でも素材本来の味ができるだけ甘い種類を選ぶようにしましょう。

3.お菓子やケーキに混ぜる

野菜をお菓子やケーキなど、子どもの好きなものの中に混ぜて食べさせてみましょう。クッキーの場合は手作りクッキーに、ケーキの場合は手作りスポンジの中に、細かくした野菜を混ぜるという方法です。そのままオーブンで焼けば、野菜のあま味も出てよりおいしくなります。これは1番シンプルなやり方ですが、意外と子どもは食べても野菜が入っていると気が付きません。

4.食の体験が味覚や好みを作っていく

子どもが食べないからと嫌いな野菜を出さないのではなく、できるだけ経験する機会を増やしていきましょう。子どもの味覚は、離乳食の時期から10歳くらいまで発達すると言われ、食材の組み合わせや、食べたときの雰囲気など経験によって変化していきます。その頃、いろいろな味を体験すると、味覚の発達が促され、野菜もおいしく感じるようになるかもしれません。また、子どもは一度食べて嫌だと感じると、その野菜だけでなく、似た野菜も食べなくなることもあります。苦手と感じやすい食材は、子どもが食べやすい工夫をしていきましょう。

5.食べられない場合は無理強いしない

嫌いな野菜は、工夫をしても食べられないことはよくあり、無理強いすると余計に嫌になってしまいます。友達と食べたときにおいしかったなど、何がきっかけで食べられるかは分かりません。料理に細かく入れても避ける場合は、無理強いしないようにしましょう。苦手な野菜の栄養素は、ほかの食材から摂ることができますよ。食べられない食材が多く、体の成長に影響している場合は、医師に相談することをおすすめします。

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