ベビーパウダーのもつ効果は主に二つ
ベビーパウダーを使うのには、主に二つの目的があります。一つは、あせもやおむつかぶれの予防。もう一つは、股(また)ズレなどの予防です。それぞれの目的に対してベビーパウダーはどのような働きをするのか、効果を得るためにはどのような使い方をすればよいか、みていきましょう。
サラッとした肌の状態を保ちあせもを防ぐ
赤ちゃんのあせもは、首のシワ部分や耳の後ろ、手足のくびれ部分(特に内肘や膝の裏)をはじめ、脇や背中などによくできます。またお尻周りも、汗をかきやすいためにあせもやおむつかぶれができやすい場所です。ベビーパウダーには肌の余分な汗や水分を蒸発させ、乾燥させる働きがあります。赤ちゃんのプクプクな首や脇、腕、足の付根や膝などは、拭いても汗が残りやすい部分です。ベビーパウダーをつけて汗の蒸発を促すようにすると、肌をサラサラの状態に保つ助けになります。お肉がくっついているところは、隙間を広げるようにしてくっついている部分にもぬってあげるようにしましょう。
股(また)ズレなど摩擦によるトラブル防止にも活躍
ベビーパウダーは、摩擦による肌トラブルを防ぐのにも役立ちます。摩擦を和らげ表面を滑りやすくする働きがあるために、赤ちゃんの股(また)ズレを防いだり、肌着やおむつなどが肌に擦れるのを防いだりすることができます。赤ちゃんの皮ふは薄くデリケート。肌と肌との摩擦や、服による摩擦などでも簡単に皮ふが赤くなったり湿疹ができたりしてしまいます。柔らかい太もも、特に足の付根部分の肌と肌が擦れやすい部分や、おむつのゴムの部分が当たる部分など、摩擦が起こりやすい部分にベビーパウダーをぬり、保護してあげるようにしましょう。
おわりに
気をつけていても起きやすいのが赤ちゃんの肌トラブル。夏の暑い時期はもとより寒い冬にもあせもができることがあります。ベビーパウダーを正しく上手に活用して、赤ちゃんの肌を健やかな状態に保っていきましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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