スノボーの教え方のポイント四つ
子どもにあった道具がそろえられたら、スノボー―デビューも可能になります!子どもがやる気を出して練習に励んでくれるよう、上手に教えていきたいものです。
教え方のポイントを四つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは基本姿勢と転び方から教えよう
スノボーの基本姿勢は、おなかを丸めるようにし、ひざ・足の付け根・腰を軽く曲げるような形にします。子どもには「ゴリラ」をイメージさせるとわかりやすいでしょう。
転び方も重要です。後ろに転ぶ時は、頭を守るように尻もちをつくような形で転ぶよう指導しましょう。手をつくのも危険ですので、「お尻から」を徹底させます。
前に転ぶ時は胸から転ぶようにします。体全体で受け身をとるような形をとることで、ひざやひじへ衝撃がいかないようにしましょう。
片足だけ固定して滑る感覚を体感させる
いきなり両方を固定させても、思うように動かすことができず、恐怖心を持ってしまう子どももいます。まずは片足だけを固定し、歩いてみます。慣れたら固定させていない足で蹴りだして雪の上を滑る感覚を覚えます。
緩い斜面を使い、少しずつスピードや滑る感覚になじんでいくようにしましょう。ポイントは下を向かないこと。進行方向を見るように教えることが重要です。
片足の次は両足で直滑降にチャレンジ
片足で雪の上や板の扱いに慣れてきたら、次は両足を固定します。すぐにターンはできませんので、まずは直滑降にチャレンジしてみましょう。斜面をまっすぐに進むことで、よりいっそう滑る感覚が体感できるはずです。
ここで注意したいのは、子どもの進む方向に障害物や人がいないかどうかです。パパとママがいるのであれば、どちらかがスタート地点と目的地点の両方にいて注意しながら教えてあげると安全ですし、子どもも安心できますね。
サイドスリップでスピード調整が可能に
スピードが出て怖いからといってすぐに転んでいると、長い距離を滑ることはできません。そこで重要になってくるのがサイドスリップです。
板を横にしたまま滑っていき、かかと側に加重をかけ、つま先をあげるようにします。加重を緩めるとまた滑り出すということを繰り返し、止まる感覚を体で覚えさせるようにします。この時につま先に加重をかけると転んでしまうことも教えることです。
おわりに
スノボーの楽しさを子どもにも知ってほしい。そんなパパやママもたくさんいることでしょう。家族にとってウインターシーズンが最高の思い出深い季節になるよう、スノボーをうまくはじめられるきっかけが作れるといいですね!
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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