子どもに時計の読み方を教えよう。わかりやすい教え方

教える親の心構え

時計の勉強
まず始めに、「子どもの集中力はそう長くは続かない」ことを覚えておいてください。楽しく集中できている短い時間が勝負です。飽きたらレッスンは終わりにしてください。無理にレッスンを続けると、幼児には「時計を読むことイコール、嫌になってもやらされること」につながりかねません。特に3~6歳児には楽しく覚えていってもらうことが大前提です。
次に親がすべき基本的な心構えを三つご紹介していきます。

焦らないこと

読めそうな気配があれば笑顔で答えを待ってあげてください。せっかくのレッスンも、親が焦りだしてはいけません。親が焦ると子どもも焦り始めて考える思考能力が低下します。時間があるときに、ゆったりとした気持ちで接してあげるようにしましょう。

怒らないこと

読めないことを怒らないでください。読めないということは、まだ理解が不足しているからではないでしょうか?そのときは基本の初期に戻って、数字を正しく理解できるような工夫を再度やってみてくださいね。レッスンをしているうちに遊びだしたときは、飽きたときと同じく、そこでレッスンはおしまいです。なぜおしまいにするのか、理由はきちんと告げてください。幼児でも少しずつメリハリをつけさせていきましょう。

褒めること

読めたらとにかく褒めましょう!親が褒めることで子どもは自信が持てるようになります。時計の読み方だけではなく、今後いろいろなことにチャレンジする場面がたくさん出てきます。親も子どもを認めていく練習にもなるので、褒める作戦はずっと続けていってください。

おわりに

時計の読み方を教える、親にとっても難易度の高いものです。私たち大人は時計が読めることが当たり前なので、子どもがわかりやすい方法はなんだろう?と頭を悩ませることでしょう。
子どもも性格がさまざまなので、その子に合った方法をいち早く見つけてあげることが能力を引き出すポイントなのかと思います。
焦らず、怒らず、たくさん褒めて、時計の読み方をマスターしていってください。

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