もしかして病気?新生児のしゃっくりで注意したいこと
しゃっくりというと、大人でも特に病気だと感じる人は少ないかもしれませんね。しかし、赤ちゃんの場合、しゃっくりの状態によって気をつけておきたい注意点があります。ここで大きく二つの注意点をご紹介しますので、赤ちゃんのしゃっくりに異変があった場合には、注意深く観察するようにしてみてください。
吐き気やよだれは出ていないか?
しゃっくりと同時に吐き気やよだれなどの症状がないかを注意しましょう。この場合、「胃食道逆流症」の疑いも考えられます。症状としては吐き気やミルクや母乳を飲んだ後に気管支炎や肺炎を繰り返すことがあります。新生児は食道や胃の発達が未熟なことが原因ですが、成長とともに治ってしまうことが多いです。
あまりに長時間しゃっくりが出続けていないか?
赤ちゃんのしゃっくりは頻繁に起こる場合も多いのですが、1日中、ということは少ないのではないでしょうか。もし、あまりに長時間続いているのでしたら要注意です。中でも2日以上も続くようなしゃっくりの場合、「難治性しゃっくり」の恐れも考えられます。上記でおすすめしたしゃっくりの止め方を試しても止まらず、1日以上続くようでしたら、医師に相談してみるといいでしょう。
この他にも注意しておきたいポイント
上記の二つ以外にも注意したいポイントとしては、以下のようなポイントがあります。
- しゃっくりをしていて不機嫌
- 嘔吐(おうと)や下痢などの症状もある
- 何となく呼吸が苦しそう
- くしゃみ・鼻水などの症状も出てきている
新生児の場合、まだまだ体が未発達なのでささいなことが大きなトラブルとなる可能性もあります。気になれば、医師の相談を仰ぐことで不安の解消にもつながるでしょう。
おわりに
新生児のお世話では、「楽しさ」と「不安」と両方が入り混じることでしょう。赤ちゃんがニコニコ笑っているときはうれしくなりますが、ちょっとした体調の変化があれば、ママもパパもドキドキしてしまうかもしれませんね。もし赤ちゃんがしゃっくりをはじめたら、おすすめの止め方を覚えておいて実践してみてください。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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