入学祝いのお返しをするときに気をつけたいこと
入学祝いのお返しは、贈る時期や相場以外にも気をつけたいことがあります。せっかくのお祝いの気持ちをお返しで台無しにしてしまっては大変です。最後に、もらった方も贈った方も「うれしくなるお返し」をするためのポイントを紹介します。
入学祝いは受け取ったらお返しよりもお礼が先
入学祝いを宅配便や郵送で受け取ったら、まずお礼を伝えましょう。お礼には、感謝の気持ちを伝えるだけでなく「無事に受け取りました」という受け取りの報告の意味もあるのです。入学祝いをもらうとお返しを真っ先に考えてしまいますが、贈った方はお返しよりも「無事に届いたか」を気にしています。お礼は、電話でもかまいません。お礼の言葉は、親からだけではなく、子どもの口から伝えることも大切なポイントです。
お返しはやりすぎると失礼になることも
もらった入学祝いよりも多く返すことは失礼になります。もらった金額の半額までを返せばいいのですが、入学祝いを品物でもらったときには、お返しの相場がわかりづらいかもしれません。もらったお祝いの相場がわからないときには、お返しも相場がわからないものを選びましょう。例えば、お茶や紅茶は価格帯が広いため相場がわかりづらいものです。地方に住んでいるならば、地域の名産品も相場がわかりにくいかもしれません。
現金に現金で返さない
祖父母や親しい人からは、入学祝いを現金でもらうこともあります。現金でもらったときには、お返しは現金や金券以外のものを選びましょう。金額がわかるものをお返しに選んでしまうと、もらった方は「半返しされた」と感じるかもしれません。入学祝いを現金で贈る人は、新しい生活に使ってほしいという気持ちを込めています。もらったお金を制服購入にあてたのならば「頂いたお祝いで制服を買いました」の一言と、制服姿の写真を送れば喜ばれるでしょう。
おわりに
入学祝いをもらったら、まずは子ども本人から「ありがとう」と連絡をすると喜ばれます。子どもも、自分の口からお礼を言うことで「自分がもらった」という実感がわいてくるはず。入学祝いは子どもへのお祝いのためお返しの必要はないのですが、子どもが成長して、親のうれしい気持ちのおすそ分けとして贈ってみてもいいのではないでしょうか。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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