親子で楽しく!1年生の自由研究のおすすめテーマ5選

一年生

親子で一緒に取り組める夏休みの自由研究、毎年どんなものにしようか頭を悩ませますよね。子どもの「なんで?」「どうして?」という素朴で小さな疑問を追及できる楽しい宿題でもあります。そこで今回は、身近にあるものでできる工作や、普段の生活のなかで目にしているものに焦点をあてた、自由研究のおすすめテーマを五つご紹介します。

どれが甘いトマトか見わけよう!

トマト狩りをする男の子
簡単にできるのに、科学のエッセンスが詰まっています! 水が入った容器にミニトマトを浮かせるだけで、密度と糖度の関係を考えられる実験です。ミニトマトの外観から想像したり、中身を調べたりといろいろ発展できそうですね。もちろん、他の果物でもできますよ。

トマトの甘さの見分け方を知る実験

準備、用意するもの、材料

  • ミニトマト15個程度
  • 水500ミリリットル
  • 透明の容器
  • 砂糖
  • 計量スプーン(大さじ)

やりかた、作りかた、進めかた

  1. 水を入れた容器にミニトマトを全部入れます。
  2. そこに砂糖を大さじ1ずつ溶かしていきます。
  3. 何杯入れたときに、何個のミニトマトが浮いてきたかを見ていきます。
  4. 浮いてきた順にミニトマトを味見して、甘さを調べていきましょう。大きさや色や見た目から予想を立てながら、やっていくとおもしろいです。

まとめかた、研究のレポート

最近ではスーパーでも果物コーナーに「糖度」という甘さの基準が、表記されていることが増えてきましたね。糖度10ってどれくらい甘いの? 8と10はどれくらい違うの? トマトは赤いほうがやっぱり甘いの? なんて疑問をお子さまと一緒に楽しみながら追及していきましょう。手順や、甘いトマトはどのくらいの赤さだったかなど、絵で描いても楽しいレポートになりそうですね。

みかんの皮でスタンプ作り!

みかんの皮
みかんの皮の汁をしぼったり、自分でスタンプが作れたりする楽しさが子どもに魅力! かんきつ類に含まれるリモネンという化学物質が発泡スチロールを溶かすことができます。レモンやグレープフルーツなど他の果物や、すっぱいお酢はどうだろう? といろいろ調べると自由研究もの内容も充実しますね。

発泡スチロールの性質を調べる実験

準備、用意するもの、材料

  • かんきつ類
  • 発泡スチロール
  • カッターナイフ
  • サインペン
  • スタンプ台
  • シール紙

やりかた、作りかた、進めかた

  1. サインペンでシール紙にスタンプにしたい絵を描きます。
  2. 発泡スチロールに貼り付けます。
  3. 絵をくりぬくようにカッターナイフで切り込みを入れ、ペンの部分のシールをはがしていきます。
  4. かんきつ類の皮からしぼった汁を発泡スチロールに塗ります。表面が2~3ミリへこんだら水で洗います。
  5. 残ったシールをはがせば完成です。

まとめかた、研究のレポート

発泡スチロールは何からできているの? どうしたら溶けていくんだろう? 他にどういうものがあるんだろう? という科学のテーマを、子どもの大好きなお絵かきとスタンプで楽しみながら、研究ができてしまいます。いろんな大きさのスタンプを作ったり、親子で「ワクと中身」などスタンプの合わせ技をしたりしても! 提出ノートはよりかわいく出来上がりそうですね。

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この色どんな色でできているの?

クレヨンで絵を描く子ども
ペーパークロマトグラフィーという言葉はご存じでしょうか? 水性のサインペンはいろんな色を混ぜてその色を作っています。同じ「赤」や「青」でもメーカーによって色合いが違ったりもしますよね。ペーパークロマトグラフィーは混ざって一つになっているものを、ろ紙の上でそれぞれの成分に分けるやりかたです。

サインペンの色の混ざり具合を調べる実験

準備、用意するもの、材料

  • 水性のサインペン(いろんなメーカーや色があると楽しめます)
  • 吸水性のある紙(キッチンペーパー、ティッシュペーパー、コーヒーフィルターなど)
  • コップや空きびんなど透明な縦長の容器(高さ10~15センチくらいのもの。)
  • 割りばし
  • 鉛筆

やりかた、作りかた、進めかた

  1. 吸水性のある紙を、コップに入る幅になるように細長く切ります。
  2. 下から2~3センチのところに鉛筆で横線を印として書きます。
  3. 鉛筆で書いた横線の上に水性サインペンで点を書きます。間隔をあけて何色かならべて書いてもいいですね。(にじんで広がりますが、あまり大きくならず直径3ミリくらいになるように。)
  4. コップに下から5ミリくらいの高さまで水を入れ、割りばしをコップのふちに橋を渡すようにかけます。
  5. 3.の紙のペンで書いてある側の下3~5ミリが水につくようにコップに垂らし、上の部分を折って割りばしにかけます。このとき紙の左右の端がコップに触れないように注意してください。
  6. コップを動かさずこのままの状態で置いておくと、やがて水が上に向かってしみ込んでいきます。するとペンで書いた点もにじんで、1色だった点が何色かに分かれて上昇していくのです。

まとめかた、研究のレポート

混ざっている色はそれぞれが「水に対しての溶けやすさ」「紙への吸着されやすさ」に差があります。水に溶けやすく、紙につきにくいものは容易に上がっていきますが、その反対だと上がりにくく色として紙につくというわけです。水ではなく消毒用エタノールだと、同じペンでもそれぞれの色の溶けやすさが変わり、色の順が変わったりもします。いろんなメーカーや色で試して、乾かしたものをノートに貼り付けたら博士の気分になれるんじゃないでしょうか。

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