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自分自身で選択させてあげよう
お風呂に入りたくない、着替えたくない、まだ寝たくないなど、4歳児の「嫌」が始まったら、自分で選ばせるようにするのもよいでしょう。
無理やりいうことを聞かせようとしても、なかなかうまくいかず、親のほうがイライラしてしまうでしょう。しかし、あきらめて子どもの言いなりになるのもよくありません。子どもは、駄々をこねればわがままが通ると勘違いしてしまいます。
そこで、少し話し方や対処法を変えてみましょう。「お風呂に入りなさい」というかわりに、「ご飯の前にお風呂に入る? それともご飯の後がいいかな?」と聞いてみたり、着たい洋服を自分で選ばせてみたりするとよいでしょう。強制すると嫌がっても、自分で選んで決めることで、すんなりいうことを聞いてくれます。
また、「嫌」と駄々をこねることで、親の注意をひこうとしている場合もあります。特に下の子がいる場合には、上の子どもが甘えたくてわざと駄々をこねていることも。そうした気持ちを察してあげることも大切です。
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よく褒めてあげよう
4歳頃になると、いろいろなことを自分でしたがるようになります。お手伝いをしたがるようにもなりますし、そこで褒められると自信がつき、もっとやりたいと思うようになります。
時間がかかり上手にできないために、大人にとっては仕事が増えたり邪魔になったりする場合も多いですが、簡単なことから始めて、できるだけたくさんお手伝いさせてあげましょう。そして、「ありがとう!がんばったね、すごいね!」とよく褒めてあげることが大切です。
家族の一員として、後には社会の一員として、人の役に立つ充実感を教えるよい機会です。失敗してしまったら、叱るかわりに、どうしたら次は上手にできるかを教えてあげましょう。
お手伝いをさせる場合は、前もって、子どもがお手伝いしやすいように環境を整えておくことも大切です。例えば、食器洗いなら、洗いやすくケガの心配もない、プラスチックの容器だけをまとめておいて、子どもに「これを洗ってくれるかな?」とお願いするなどの方法です。
また、子どもを褒めるときには、他の子どもと比較しないように注意しましょう。「誰々と比べてすごい」という相対的な評価ではなく、「本人ががんばったことがすごい」という絶対的な評価をしてあげましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?4歳になると、家庭以外の場で、家族以外の人と時間を過ごすことが増えます。いつも家庭が子どもにとって安心できる場所であるように心がけましょう。
子育てが思うようにいかないときでも、ちょっとしたコツがわかれば、もっと気楽に子育てを楽しめるようになるはずです。4歳児の子どもと接する際には、ぜひこの五つのポイントを活用してみてくださいね!
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