食べ散らかした食卓に泣きわめく子ども。寝るまでにやらなければならないことがたくさんあるのに全く進まずイライラウツウツ、負のオーラ全開でも夫は全くわかってくれない。こんな経験が子育てママなら誰しもあるのではないでしょうか。残念ながら男性は察しないものと言われています。なぜわからないの!と怒りを爆発するよりも視覚化(見えないことを、見てわかるような形に)・タスク化して家事や子どもの世話を効率的に進めましょう!
なぜ男性はわかってくれないのでしょう。
そもそもなぜ男性は状況や表情から察してわかってくれないのでしょう。前述の状況を女性が見たならば食卓を片づけるか子どもを泣きやませるか、頼まれなくても察して行動しますよね。しかしながら男性の多くは言葉で伝えないと行動しません。それはなぜでしょうか。まずはなぜわかってくれないのかを理解しましょう。
男性と女性の生物上の大きな違い
男性脳・女性脳とよく聞くように、男性と女性はその脳自体が生物学上異なります。そのため男性は察しない、女性は説明しない、ので「なぜわかってくれないの?そんなの言ってくれなきゃわからないよ!」という口論になってしまうのです。なぜ理解できないのかとイライラしてしまいがちですが、まずは生物学的に違うため「男性は察することができない生き物」と割り切ることが大切です。
伝え方と受け取り方にも男女の違いがあり
男性と女性はその脳が異なるため物事の伝え方も異なります。男性は理論的に事実を伝えるのに対し、女性は感情的に経過や心情も含めて伝えます。そのため男性には女性の話はあちこち話が飛ぶように思え何を伝えたいのかがわからないのです。そして女性はそんな男性の反応に、「どうせ言ってもわかってくれない」と思ってしまうのです。
家事がそもそもできない場合もあり
「ゴミ出し」一つとっても、仕分けする、まとめる、出す、袋のセットとタスクがありますが、家事経験のない男性には「ゴミ出し」=「出す」のみです。そのため、「手伝ってよ!手伝ったよ!手伝ってないよ!!」という口論になってしまうのです。男性に家事を頼む場合は、まずはどこまでできるのかを確認し、やってほしいことを具体的に指示することが大切です。
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視覚化・タスク化してストレスを軽減しよう
察することが苦手な男性と説明することが苦手な女性とが家事や育児を分担するには、視覚化・タスク化するのが一番です。効率的になるだけでなく、相手に対するストレスも軽減できます。ではなぜ視覚化・タスク化するのが良いのでしょう。
感情ではなく情報を伝え合うことができる
男性はその性質上、具体的・論理的だと物事をより理解できます。視覚化・タスク化するということは、女性も感情をひとまず置いて家事や育児のひとつひとつを相手に伝えることになります。そのため男性には情報として事実と状況が伝わりより理解することができるのです。つまり、お互いが冷静に家事や育児について理解し合えるのです。
タスク化することで優先度がわかる
家事や育児をタスク化していくと、自(おの)ずとやらなければならないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、がわかります。そのためお互いが言葉にしなくても今やらなければならないことがわかり、相手に確認せずとも行動するようになっていくのです。つまり、〘優先順位をお互いに理解でき、お互いがより協力し合える〙のです。
お互いの負担度を理解することができる
視覚化・タスク化するとお互いに相手がどれだけ家事や育児を担っているかがわかるようになります。自分がやらなければ相手がやることになりそれがどれだけ大変なのかもわかるのです。そのためお互いに相手に負担がかかりすぎないように気遣うようになります。その気遣いがお互いのストレスを軽減し、相手への感謝を生みだすのです。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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