不審者から声かけ!そのとき、子どもは不審者かどうかを見分けられるのか?

不審者・大人に誘われたときの断り方

叫ぶ男の子と不審者
不審者に声をかけられたときは「イヤです!」と大きな声で断りましょう、というのが鉄則です。しかし、いざ大人を目の前に断るのは勇気のいるもの。また、知っている人にも安易について行ってはなりません。ここでは、大人の人に誘われたときの断り方をご紹介します。

パパやママに「ダメ」といわれているから

不審者に声をかけられて一番危険なのは「悩んでいる時間」です。不審者にちょっとでも迷いを見せるとあの手この手で誘い出します。そのため、「パパにダメっていわれているから」といってその場から立ち去るようにしましょう。それでも迷ってしまったら「家にいるママに聞いてくる」となどといってすぐに立ち去ることが重要です。

顔見知りであってもついていかないこと

大人の誘いに注意するのは不審者だけではありません。最近では顔見知りの人から被害を受けるといったケースもあるので、知り合いだからといって油断はできないでしょう。相手が気を悪くしても後で謝罪すれば良いだけなので、子どもには事前に「知っている人の誘いでも、ママやパパがいないときはついていかないこと」を教えておくといいですね。

ご近所とのコミュニケーションも必要

最近では悪質な犯罪が増えているため、見た目だけでの判断は危険です。不必要に不安をあおる必要はありませんが、正しい知識や情報を身に着けておく必要はあるでしょう。そのためにも、ご近所とのコミュニケーションはパパやママがしっかりと取っておくことが重要です。不審な人物がいたら情報交換もできますし、子どもが不審者に話しかけられていれば互いに助け合うこともできます。

おわりに

不審者の見分け方や誘われたときの断り方についてご紹介しましたが、実際に遭遇すると恐怖で声が出なくなることの方が多いかもしれません。小学校になると行動範囲も急激に広くなります。日頃から親子で不審者にあったときの練習をすることも大切ですし、防犯ブザーなどの購入も検討するとより安心ですね。

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