保育記事監修者プロフィール:池田美樹 先生
三人の子育てをしながら2015年保育士資格を取得し、モンテッソーリの保育園に勤務。
リトミックや全身を使ったアートなどが得意。自身の子育て経験を生かしながら、保護者の気持ちに寄り添った保育を目指している。
幼稚園の受験は親子そろって服装に気を使わなければならないので大変ですが、保育園の見学はそこまで気を使う必要はありません。認可を受けた保育園なら、その保育園の先生が個人の入園を決定するわけではなく、市区町村の役所で入園の可否が決まります。
とはいえ、あまりにラフ過ぎる服装は考えものでしょう。ではいったいどのような服装が適しているのか?見学時の持ち物は?といった疑問にお答えします。
見学でも服装には気を使った方がいいの?
保育園の見学がどのように行われるかによっても多少違ってきます。
個人で保育園に連絡を取り、特別に見学させてもらうことになった、という場合は、園長先生や主任先生の案内で説明を受けながらの見学という形になります。対面で説明されるような雰囲気のものなら、相応のカジュアル過ぎない服装が望ましいです。
また、園庭開放やつどいの広場といったイベントが、入園の申し込みが始まる前に、保育園の雰囲気を知ってもらうために催されます。それが見学を兼ねることとなり、入園希望の保護者たちに一斉に説明ができる場で、保育園別に日程が異なっています。そのようなイベントでは子どもたちと一緒に遊んだり、動き回ったりすることがありますので動きやすい服装が良いでしょう。
好感の持てる無難な服装が応用範囲が広い
子どもたちと動いたり遊んだりするようならきれいなデニムでも大丈夫です。細身のカラーパンツでも、フレアーパンツでも、だらしない感じにならずにきれいめに着こなせれば体形に合ったもので十分です。
落ち着いたカットソーやアンサンブル、インナーにカーディガンなどの羽織ものを合わせてもいいですね。手持ちの服の組み合わせに迷ったら、はやりの白系レース地のインナーがあれば、どんな色を合わせてもあらたまった雰囲気が出せるので便利ですよ。
パパは清潔感のある服装を心がけて
忙しいママに代わり、休日のパパがルームウエアのダボダボのスエットでサンダル履きというスタイルで子どもを連れて登園することはありますが、見学ではやめておきましょう。暑くてもタンクトップにカジュアル過ぎるハーフパンツやショートパンツも、見学の場では避けた方がいいです。
無難なチノパンや、落ち着いた色のカラーパンツや普通のデニムで、ポロシャツやカラーシャツ、セーターや羽織もの等で十分です。ネクタイやジャケットまでは必要ありません。このあと会社に直行というのであれば、スーツでも作業服でも問題ありません。
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妊娠7ヶ月のプレママです。初めての妊娠に戸惑うこともたくさんですが、新鮮で幸せな毎日を送っています。
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