子どもが小学校に上がると、スケジュール管理が大変になってきます。授業参観やPTAの集まり、子どもの遠足や運動会などの学校行事もめじろ押し。さらに、子どもの病院や歯医者の予約、塾や習い事の送迎も加わり…と、考えただけでも目が回りそうな忙しさです。そこで今回は、時間を有効に使うための子どもの上手なスケジュール管理術として、おすすめの管理ツールとその使い方をご紹介していきます。
カレンダーで子どものスケジュール管理
どこのご家庭でも、一つくらいは壁にかかっていると思いますが、子どものスケジュール管理で、一番多く使われているポピュラーな管理ツールが「カレンダー」です。カレンダーは、どこに貼るのが効果的なのでしょうか?どんなカレンダーが使いやすいのかも含めてみていきましょう。
一番目につく居間のカレンダーがおすすめ
カレンダーは、「居間」の壁に貼ることをおすすめします。親も子どもも、朝一番にカレンダーを確認する習慣をつければ、予定を忘れる心配はまずありません。使用するカレンダーは、数字が大きく見やすい、メモ欄が広いものを選ぶと良いでしょう。使い方は、予定がある日に丸を付けて、メモ欄に予定内容、時間、場所、スペースがあれば持ち物も書き込みます。家族の予定も書き込む場合は、ペンを色分けするとわかりやすくて良いですよ。
スケジュール管理にカレンダーを使うメリット
カレンダーを使うメリットは、まず「手軽に書き込みしやすい」こと。親が働いている場合、運動会や発表会などの年中行事のときには休みを取っての参加になりますから、きちんと予定を把握していないと土壇場で慌てる羽目にもなりかねません。その点、1カ月のスケジュールがひと目でわかるカレンダーは、予定をチェックし忘れるリスクが少ないのが最大のメリットです。
スケジュール管理にカレンダーを使うデメリット
通常、カレンダーには、子どものスケジュール管理の他に、親の予定も書き込んで使うことがほとんどです。家族の人数分、書き込む予定も増えていくことに。書き込みたいことは山ほどありますが、カレンダーにはすべてを書き込みきれません。「書き込める情報量が限られていること」、これがスケジュール管理にカレンダーを使うデメリットと言えるでしょう。
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手帳を使って子どものスケジュール管理
カレンダーの次に多く使われているスケジュール管理ツールが「手帳」です。ただメモを書き込むだけのシンプルなものから、月間カレンダーが付いているもの、週ごとの予定が書き込めるもの、個人別に予定が書き込めるものなど、付属する機能は多岐にわたりさまざま。また、大きさも、手のひらサイズのコンパクトなものから、ノート大の大きなものまでそろっていてデザインも豊富です。
「ファミリータイプの手帳」がおすすめです
ビジネス用のスケジュール管理ツールというイメージが強い手帳ですが、子育て中の主婦層のニーズに応えて開発された「ファミリータイプの手帳」があります。この手帳は、段落分けや色分けなどの工夫で、家族のスケジュールを書き込みやすく、また確認しやすくなっていることが特徴。一家の主婦にはお役立ちのアイテムとなっています。
スケジュール管理に手帳を使うメリット
スケジュール管理に手帳を使うメリットは、携帯に便利ということです。例えば歯医者で次の予約を入れるときに「家へ帰って予定を確認してから、改めて予約の電話を入れる」ことが必要になりますが、手帳を携帯していれば、その場で迷わず次の予約を入れることが可能です。他の予定の確認という面倒な作業がスムーズにできることが大きなメリットと言えるでしょう。
スケジュール管理に手帳を使うデメリット
スケジュール管理に手帳を使うデメリットは、予定の把握が、手帳の持ち主しかできないということがあげられます。子ども本人や父親が予定の把握ができないので、スケジュール管理はすべて母親任せということになります。家族間での情報の共有が難しいこと、それがスケジュール管理に手帳を使うデメリットと言えるでしょう。
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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。
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