子どもたちの目標になれる人間力ある先生
優れた教師の条件の三つ目は「総合的な人間力」です。教師という職業の土台となる、先生の人間力。それがないと、どこからか綻びができてしまいます。人間的に尊敬できる先生は、子どもの生涯の模範となってくれるはずです。
生徒のお手本になれる教養や礼儀がある
自分だけの常識にとらわれているのではなく、社会的な常識をもつことは良い先生の最低条件といえます。常識的な考え方ができない先生は、子どもの話も保護者の話も理解してくれず、自分の思ったように行動させようとします。
しかし、常識のある先生はフラットな立場で適切な助言をくれます。また、言葉づかいや所作、すべての行動の端々に教養が感じられる先生は、子どもたちの良いお手本となってくれます。教養があり礼儀正しい先生に出会えると、子どもたちも「先生みたいな大人になりたい」という憧れとともに、尊敬の心を学ぶことができます。
保護者や他の先生とも信頼関係を築ける
先生は生徒と接するだけでなく、その保護者とも連携を取っていかなければいけません。生徒に問題が起こった時、保護者と適切な関係を築かなければ不信感を抱かれてしまい、問題の解決どころか悪化させてしまったり、生徒との信頼関係もなくしてしまったりすることも。生徒にとって家庭と学校、どちらの生活も充実させるには、先生と保護者の信頼関係は必要不可欠なのです。
また、同僚である他の先生やその他の職員との信頼関係も大切です。生徒に関するさまざまな情報を先生同士で共有して協力体制を築くことで、学校の問題解決力も高めることができるからです。
おわりに
小学生時代に良い先生に出会えることは、子どもにとって一生の宝物になります。毎年のクラス替えでドキドキとしますが、親としても前評判や噂話ばかりを鵜呑みにせず、先生とコミュニケーションをとって信頼関係を築いていきましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。