子どものコミュニケーション能力を育てるために大切な3つのこと

【3】「運動」でさらにコミュケーション

公園で遊ぶ
子どものコミュニケーション能力を高めるためには運動をすることも効果的です。特に幼い子どもは遊びを通じた運動を取り入れることで、コミュニケーション能力がアップします。それでは、なぜ、運動をすることで、コミュニケーション能力が高まるのでしょうか?

運動には行動によるコミュニケーション能力が必要

コミュニケーション能力には、すでにご紹介した「会話」で育まれる「言語的コミュニケーション能力」の他に、「運動」で育まれる「非言語的コミュニケーション能力」があります。運動では表情やしぐさなどの行動で、相手やチームメイトに気持ちや情報を伝えることになりますが、これには一瞬で状況を把握し相手にどう伝えるかの判断が必要です。とても難しいことのように思えますが、遊びを通じた運動で子どもたちにも育むことができます。

ボール遊びでコミュニケーション能力アップ

1歳くらいの子どもにボールを転がす遊びをさせた場合、子どもは、一緒にいる大人とアイコンタクトをとり、楽し気な表情を浮かべてボールを転がすことでしょう。これが非言語的コミュニケーションなのです。ボディーランゲージと言いかえてもいいでしょう。幼児期には遊びを通じて非言語的コミュニケーション能力を高めることができるのです。

リトミックや手遊(あそ)び歌でコミュケーション能力アップ

リトミックとは、音楽のリズムに合わせて体を自由に動かし、集中力や想像力を育んでいく教育方法です。専門の教室も開かれていますが、家庭でも気軽に取り組むことができます。子どもの好きな音楽をかけて、親子で楽しく体を動かしましょう。他にも「ひげじいさん」や「おべんとうばこのうた」などの手遊(あそ)び歌も楽しく体を動かしながら、子どものコミュニケーション能力をアップすことができるのでオススメです。

おわりに

子どものコミュニケーション能力を高めるためには、赤ちゃんの頃からの規則正しい生活や会話、運動などが大切といえます。しかし、あまり堅く考えすぎずに、パパママも赤ちゃんとの会話や人との関(かか)わりを楽しむつもりで気楽に取り組んでみてくださいね。

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