男の子の子育ては悩ましい!
子どもを育てていると、毎日悩みはつきません。自分のやり方は正しいのか、間違っているのか、結果がすぐにわかるわけではないですし、そもそも何をもってして子育ての結果というのかも定かではありません。それでも、女の子のことなら、自分の経験から対応を考えることができるのですが、男の子の場合はそうもいきません。とにかく男の子の子育ては悩ましいことが多いです。
どうすればわかってもらえる?叱り方のコツ
男の子の子育てで悩みがちなのが、なかなか大人の意図をわかってもらえないこと。もちろん、赤ちゃんのうちは男の子も女の子も、同じようにわかってもらえません。しかし、体感的には女の子の方が空気をよめるというか、大人の意図をくむ能力をはやく身につけるような気がします。男の子には曖昧な表現の叱り方は意味がありません。「なぜママが怒っているかわかる?」「どうしてダメだと思う?」と聞くのではなく、「バスに遅れるからテレビをみていてはダメ」というように、具体的な理由と、やってはいけない行動をきちんと伝えて叱る必要があります。
困ったときは周囲に頼ろう
男の子の子育てで一番困るのは、生理的な問題に関してです。思春期ももちろんですが、おしっこの後におちんちんはふいた方がいいのか、とか、お風呂ではどのように洗ってあげればいいのか、など、ママは勝手がわからず困ってしまいます。そんなときは、経験者であるパパや自分の兄弟に聞いてみたり、かかりつけのお医者さんに頼ってみたりしましょう。先輩ママやおばあちゃんも、力になってくれるはずです。男の子育児に限らず、子育ては子どもにかかわるすべての大人が担うもの。ママひとりで悩んでいないで、周囲に力を貸してもらってください。
おわりに
男の子の子育ては、大変で、悩ましく、でもとても楽しいものです。女の子を育てるのとはまた違った発見や感慨があります。どちらにしても、子育てで最終的に尊重すべきなのは子どもの気持ちだということは忘れずにいたいですね。男の子だからこうなんだ、こうなるはずだと決めつけず、ひとりひとりを認め、長所を見つけ、伸ばしてあげましょう。困ったときはママだけで悩まず、まわりの人に助けを求めてくださいね。話を聞いてもらうだけで心が軽くなりますよ。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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