オキシントンが起こす不思議な現象
赤ちゃんが泣く前からおっぱいが張ったり、赤ちゃんがいないときのお出掛け先などでもおっぱいがにじみ出てきたり、不思議な経験をしたママも多いのではないでしょうか?そのようなことが起こる理由は、おっぱいが出る仕組みと関係しているようです。
おっぱいが急に張るのはなぜなの?
乳房にはブドウのような小さな囊がたくさんあり、その中で24時間おっぱいが作られためられています。ママの脳からオキシントンが分泌されると、小さな囊がそれをキャッチして縮み、おっぱいが出てきます。これがオキシントン反射と呼ばれるものです。おっぱいは赤ちゃんが吸うから出てくるのではなく、筋肉の力によって押し出されるのです。小さな囊が一斉に縮んでかたくなるので、急におっぱいが張ったように感じます。
オキシントン反射ってどうしたら起きるの?
ひとつ目の経路は授乳したり搾乳したり、乳頭の神経細胞からシグナルが脳へと伝わることです。ふたつ目の経路はママの気持ちに反応することです。赤ちゃんを見たり、赤ちゃんの泣き声をきいたりすると、聴覚や視覚に反応します。また近くにいない赤ちゃんのことや、おっぱいをあげることを考えただけでも起こるといわれています。
赤ちゃんをいとしく思う気持ちの表れ
赤ちゃんと離れていてもオキシントン反射が起こるのは、いつもなら授乳の時間だな、寂しい思いをしていないかな、などと、無意識に赤ちゃんのことを考えているからかもしれません。常に愛情を持って赤ちゃんを思う、ママの感覚や気持ちによって左右されます。ママと赤ちゃんは、意識はしていなくても、普段からシグナルを送受信しているのでしょう。
おわりに
赤ちゃんと離れていても赤ちゃんを思うだけでおっぱいがにじみ出てくる、ママの体はとても神秘的ですね。しかしそれも赤ちゃんをいつもいとしく思う気持ちがあってこそ。いつでもゆったりした気持ちで赤ちゃんに向き合えるように、ママと赤ちゃんが上手にコミュニケーションを取れるといいですね。
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12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
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