自転車に子どもを前乗せさせるための装備を選ぶポイント
実際に自転車に子どもを前乗せさせようと思ったときに、どのようなチャイルドシートを選べばいいんだろう?と悩むかもしれません。もともと前乗せができる装備などが付いている自転車もあれば、後付けでチャイルドシートをつける場合もあります。どちらにしても、選び方のポイントを覚えておきましょう。
楽に乗るのなら電動アシストタイプ
予算もあると思いますが、子どもを前乗せできる自転車を最初から購入する際は電動アシストタイプのものを使用する方が楽です。自分で全ての走行バランスを取る自転車とは違い、電動アシストの自転車は走行やこぎ出しに関してもバランスを整えてくれ、フラつきの改善が期待できます。また親自身の負担も軽減できますし、子どもの危険性も少ないのもメリットです。しかし価格が高いので予算を考えておく必要があります。
後付けタイプはポイントがたくさんある
前乗せタイプの後付けチャイルドシートは、意識しておかなくてはいけないポイントがいくつかあります。まず最も大事なのは、ヘッドレストがついているかどうかです。これは頭を守るもので、ヘルメットだけでは防ぐことができない衝撃から子どもを保護できます。またシートベルトは3点と5点とありますが、安全性が高いのは5点のものです。自転車に乗っている時に子どもが寝る場合もあるので、段差などで落ちてしまわないようしっかりとした固定が良いといえます。
ハンドルによって取り付けられない可能性もある
後付けチャイルドシートの場合、ハンドルの形状によっては運転者の足がぶつかってしまったり、子どもが危険という理由で取り付けられない場合もあります。そのため、きちんと自身が持っている自転車のハンドルでもOKであるかどうかを確認してください。一般的なハンドルの形状であればそこまで心配する必要はありませんが、特殊な形状のハンドルだったり海外製品の場合はハンドルが違う場合もあるので、注意が必要です。
おわりに
子どもとのお出かけや毎日の送り迎えの時に、自転車は必須という親はたくさんいるので、前乗せや後ろ乗せのルールについてはよく理解しておきましょう。安全に乗ることで普段の移動も楽になるので、自転車は上手に使ってくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。