危ない!大人用ベッドで赤ちゃん一人では寝かせてはいけない理由

赤ちゃんのベッド転落
大人用ベッドで赤ちゃん一人を寝かすと、転落事故に遭わせることになるかもしれません。実際、大人用ベッドで赤ちゃんを一人で寝かせた結果、死亡事故につながった事例も報告されています。ここでは赤ちゃんを守るためにも、大人用ベッドで赤ちゃん一人を寝かせてはいけない理由や対策についてご紹介します。

赤ちゃんの大人用ベッドでの転落事故は多い

転落する赤ちゃん
大人用ベッドに、赤ちゃん一人を寝かせてはいけない大きな理由は、転落しやすいからです。赤ちゃんの生体機能は、かなり未熟だといわれています。そのため大人用ベッドに一人で寝かせると、転落する恐れがあるのです。もし赤ちゃんが大人用ベッドから転落したら、大きなけがにもなりかねないでしょう。

7年半の間に564件の転落事故が起きている

平成22年~29年の消費者庁の発表によると、0歳児から1歳児による大人用ベッド転落事故は、7年半で564件も起きています。このように、発生件数が多いからこそ、「他人(ひと)ごと」だと思ってはいけません。「自分の子どもも、大人用ベッドから転落する恐れはある」と考えた方が賢明です。子どもが転落しないよう、親としてできることを行いましょう。

転落事故件数

多くの症例は顔(頭部含む)のすり傷や打撲

0歳児から1歳児による大人用ベッド転落事故のうち、約70%は顔(頭部含む)にすり傷や打撲を負っています。すり傷や打撲は、軽いけがなイメージがあるかもしれません。しかし、「赤ちゃんが転落しても、打撲程度で済むのだな」と軽く考えないようにしましょう。生体機能が未熟な赤ちゃんのすり傷や打撲は、一大事のけがになることもあります。また、頭部をぶつけることで、命の危機にさらされる可能性もあるのです。つまり、赤ちゃんにとって、大人用ベッドから転落することは、かなり危険なことだといえます。

受傷内容

大人用ベッドから赤ちゃんが転落死した例も

ある事例では0歳の子どもを親が大人用ベッドで寝かしつけていました。しかし寝かしつけた後で、親は大人用ベッドから離れたようです。そして一人になった赤ちゃんは、壁と大人用ベッドの隙間に転落し亡くなってしまったという悲しい報告があります。もしも子どもが寝た後も親が近くにたら、ベビーベッドまで移動させていたら、赤ちゃんが亡くなってしまうことはなかったでしょう。このように、大人用ベッドから転落して亡くなった赤ちゃんもいるのです。

転落イメージ画像
引用先:0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に御注意ください! ・消費者庁

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赤ちゃんはベビーベッドで寝かせた方が良い

赤ちゃんを見守る
赤ちゃんが大人用ベッドから転落しないためには、何をすればいいのでしょうか?やはり、赤ちゃんはベビーベッドで寝かせるのが最適です。赤ちゃんを安心して寝かせるためにも、ベビーベッドを用意するようにしてください。

赤ちゃんを寝かせるときは、柵を上げる

ベビーベッドの柵が下がっていたら、赤ちゃんは転落しやすくなります。そのため、ベビーベッドで赤ちゃんを寝かせる際は必ず「柵が上がっていること」を確認してくださいね。
しかし、ベビーベッドの使用に慣れてきた親は、柵を上げるのを忘れがちなのも事実です。不安な方は「柵を上げる」と書いた紙を、ベビーベッドに貼っておくのも良いでしょう。このような工夫をすることで、「柵の上げ忘れ」を防ぐことができます。

つかまり立ちをしたら、床板を最下段に

赤ちゃんがつかまり立ちをしたら、ベビーベッドの柵を乗り越えるかもしれません。そのため、赤ちゃんがつかまり立ちをしたら、床板を最下段にしてください。床板を最下段にすれば、つかまり立ちできる赤ちゃんでも、柵は乗り越えられないでしょう。しっかりと赤ちゃんを観察して、つかまり立ちできる時期を見逃さないようにしてくださいね。

PSC マークが貼られたベビーベッドを使う

ベビーベッドを買う際は、PSCマークが貼られたものを選ぶことがおすすめです。PSCマークは、安全な製品だと認められたもののみに発行されています。また、ベビーベッドの使用にあたっては、きちんと説明書を読むことも大切です。ベビーベッドの対象年齢は満2歳までなので、必ず守るようにしてください。このようにベビーベッドは「正しく使うこと」もポイントだといえます。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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