寝返りが始まったら注意すること
「寝返りできた!やったー!」と喜んでいられるのは一時。赤ちゃんの周りは危険であふれているため、いろいろなことに気を付けてあげなくてはいけません。ここでは寝返りができるようになったら注意すべき四つの点についてご紹介いたします。
1.ベッドには必ず柵をつける
柵のないベッドに寝ている赤ちゃんがゴロンと寝返りを打って、そのままに床に落下したら大変です。「高さがないから大丈夫」と思っていても、その慢心が大けがにつながることもあります。赤ちゃんが寝返りを打てるようになったら、必ずベッドに柵をつけるようにしましょう。
2.ベッド周りや床に小物などを放置しない
寝返りができるようになる、ということは赤ちゃんの移動範囲が増えるということになります。ゴロンとした先にビー玉やボタンなどが落ちていたら、もちろん赤ちゃんは興味を持ちます。触るだけなら良いですが、口に入れてしまうことも。
意外と盲点なのがコンセントです。手元用のランプのコンセントなどを抜きっぱなしで、赤ちゃんの枕元に置いている状態は非常に危険です。ベッド周辺や床には、なるべくものを置かないようにしましょう。
3.テーブルや棚の端っこなどにものを置かない
赤ちゃんが寝返りをした拍子にテーブルにぶつかり、ものが落ちてしまったら大変危険です。育児や家事に追われると「取りあえずここに置いておこう」ということも少なからずあるかと思います。しかし、それが危険の元なのです。
寝返りができるようになったら、なるべくベッドのそばにものは置かず、テーブルにものを置く際もきちんと真ん中に置くように心がけましょう。
4.柔らかい布団や枕の使用はNG!
一番注意すべき項目がこの「柔らかい布団や枕の使用」です。「赤ちゃんが使うものだから」と肌が傷つかないような柔らかい素材を選ぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、寝返りが始まったらこれらの使用はNGです。
特に枕は寝返りを打った際にうつぶせになり、窒息してしまう可能性が高いです。布団や枕は顔がうずまってしまわないように、比較的硬めのものを選ぶことをおすすめします。
おわりに
赤ちゃんの成長記録の1ページでもある「寝返り」。遅かれ早かれ、必ずできるようになるものですから心配しすぎる必要はありません。うまく寝返りできずに困っている場合は、そっと手を貸してあげましょう。寝返りができるようになったら、四つのポイントに気を付けてあげてくださいね。
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