子どもに目薬をさすときに注意したいこと
嫌がっている子どもに目薬をさすとき、「目薬をさす」ことで目いっぱいになってしまいがちですが、正しい方法で目薬をさすことも非常に大切です。誤った方法では薬の効果が十分に得られない可能性があります。また、目薬が汚染されてしまい、新たなトラブルを生じさせることにもつながりかねません。正しく安全に目薬がさせるよう、注意点についても確認しておきましょう。
泣いているときに無理に目薬をささないこと
子どもが泣いている間は、目薬をさすのは避けましょう。せっかく点眼をしても、涙で目薬が流れてしまいます。また、気分が高ぶって激しく体を動かした拍子に、目薬の容器の先や指先が子どもの目に当たってしまうおそれもあります。つい気が急(せ)いて、早く目薬を済ましてしまいたいという気持ちになってしまいますが、いざとなったら子どもが寝入っている間にさすという手段もあります。焦って無理にさそうとせず、子どもが泣きやむまで待ち、子どももママも気持ちが落ち着いてから目薬をさすようにしましょう。
目薬をさす前に、手も目の周りも清潔に
目薬をさすときには、目の周りを清潔な状態にしておくことが大切です。点眼前に手を洗い、濡(ぬ)らしたコットンなどで子どもの目の周りを拭いてきれいにしてから、目薬をさすようにしましょう。さし終わった後も大切です。目の周りに目薬がついたままになっていると、かぶれなどの原因になる場合があります。優しく拭き取ってきれいにしておきましょう。点眼後に目をパチパチとまばたきをさせることがありますが、やりすぎてしまうと目薬が目から流れ出てしまいやすくなります。可能であれば、目薬が目に入ったら少しの間目を閉じ、それから目を開けて目の周りについた目薬を拭き取るようにしましょう。
おわりに
「動かないで〜!」とママがお願いしても動いてしまうのが子ども。特に目薬を嫌がっているときは大変です。ママもつい力が入ってしまいがちですがリラックスを。要領をつかめば拍子抜けするほどすんなりできてしまいますよ。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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