事故を防ごう!エスカレーターを使わないために
ベビーカーでエスカレーターを使用すると、とても危険なことがわかりました。今までだめと知りながら使用していた人も、怖くなったのではないでしょうか。では事故を未然に防ぐためにはどのようにすればよいのか、その手段を考えてみましょう。
エレベーターを使用する
遠回りになったとしても、必ずエレベーターを使用しましょう。そのためには時間に余裕をもって行動することが大切です。また駅やデパート、ショッピングモールなどに出掛ける前には、ネットでエレベーターの場所をチェックしておくとスムーズに移動できます。ちなみに東京都内の鉄道駅のバリアフリー化は92・8パーセントとなっていますが、これはすべてにエレベーターが設置されているわけではありません。駅を利用する場合は事前に確認してみましょう。
駅員さんや店員さんにお願いする
ベビーカーでお出掛けの際、上の階へ行きたいのにエレベーターもなく、荷物も多くて途方にくれる…そんなときは勇気をもってお手伝いをお願いしましょう。駅員さん、店員さんはお願いするとだいたいの人は手伝ってくれます。子育てしているとなんでも一人で頑張ってしまいがちですが、危険をかえりみずエスカレーターを使用するより、困ったときは優しい人の手を借りましょう。
階段しかないことも想定しておく
エレベーターがない場所に出掛けるときや、人の助けも借りられそうもないときは一人で階段をのぼることを想定して抱っこひもを持っていくとよいでしょう。子どもを安全な抱っこひもに入れることにより、事故の可能性がぐんと低くなります。荷物もリュックサックなどでひとつにまとめておくと便利です。ただし自分が転ばないように、ゆっくりと慎重にのぼることを忘れずに。
おわりに
エスカレーターにベビーカーを乗せてしまう背景には、十分なバリアフリー化が行き届いてない社会の現状があります。しかしどんな状況にしろ、子どもの安全が一番大切ですよね。それを守れるのは私たち大人だということを忘れず、エスカレーターは安全に使用しましょう。またエレベーターではベビーカーや車いすを優先的に乗せてくれるよう、周りの人にも配慮をしてもらいたいですね。
ピックアップ
3人の子を持つ母親で元保育士。
早起きして高校生のお弁当づくりに励む日々を送っています。私の元気の源は推し活。推しってどうしてあんなに尊いのでしょうか。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。