産後ヘルパー制度を快適に利用するために
産褥ヘルパー事業を快適に利用するためには、産前そして利用前に確認しておくべきいくつかのポイントがあります。また、赤ちゃんのお世話に慣れた経産婦さんにも産後、産褥ヘルパー制度の利用を薦めたい理由についてもまとめました。
産後ヘルパーについての情報収集は産前に
産後に親族などのお手伝いが期待できないとわかったら、利用するつもりがあまりなかったとしても自治体や民間の産褥ヘルパーについて調べておくようにしましょう。事業者によって利用申し込みの期限や、利用できる内容、家事が得意か赤ちゃんのケアが得意かなどの特色があります。産後、必要に迫られて探すと自分のニーズと異なる業者に依頼し、満足のいくサービスを受けられない結果となってしまう可能性が高くなります。
利用時は自分の希望をしっかりと伝えよう
満足のいくサービスを受けるためには、まず、自分が何をしてほしいのか明確にすること。赤ちゃんのお世話について教えてもらいたい人もいれば、家事はやってもらいたいけれども赤ちゃんには触れてほしくないという人もいるでしょう。ニーズをはっきりさせた上で事業者を選び、ヘルパーさんにもやってほしい作業とやってほしくないことを具体的に伝え意思疎通をはかることで満足感は違ってきます。
ぜひ利用を!二人目以降の産後は大変
産後ヘルパーは二人目以降の産後にその真価を発揮します。特に、一人目がまだ幼く一日中家にいる場合、ママは生まれたばかりの赤ちゃんと弟妹が生まれて情緒不安定気味の兄姉、両方のお世話をしなければなりません。そんな時には、ぜひとも育児も得意な産後ヘルパーを。ほんの少しの間でもホッとできる時間を手に入れて、育児に向き合うパワーを充電しましょう。
おわりに
昔は家族で助け合うのが当たり前だったことが、当たり前ではなくなりつつあるこの時代…などと言うと、なんだか悲観的になりそうですが、前述したとおり、手伝ってくれるのは必ずしも実母がいいとは限らないのです。ましてや、おしゅうとさんでは…。一番大切なことは、産婦さんが無理をせず、しっかりと体力を回復させられる環境を確保すること。そのために、産後ヘルパー事業を上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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