上手に卒母するためのポイント
卒母は、やり方を間違えると「母親業を放棄した人」になってしまうかもしれません。上手に卒業するためにはコツがあります。最後は、親も子もその後の人生が明るくなる「上手な卒母のポイント」を紹介します。
卒父も同時にやる
母親だけが卒母すると、母だけが子育てから逃げたようにみえてしまいます。卒母するときには父親にも一緒に卒父してもらいましょう。卒母と卒父を同時にすることで、子ども中心の生活から夫婦の生活に変えることができます。子育てが終わると同時に生活に張り合いがなくなってしまう人もいますが、夫婦で卒業すれば二人の新しい生活に張り合いを感じることができるでしょう。
「いつでも手を差し伸べる」と伝える
卒母は、プチッと親子の縁を切ることではありません。子どもにいきなり卒母宣言すると、子どもは驚いてしまうでしょう。卒母しても母であることに変わりはありません。困ったときにはいつでも手を差し伸べることはしっかりと伝えておきましょう。とくに卒母するタイミングを早めにした場合は、まだその後に何がおこるかわかりません。卒母を突き放しと誤解されないように説明することは大切なポイントです。
卒母後は自分の人生を楽しむ
自分の親が楽しそうに過ごしていると子どもはうれしくなります。ぜひ卒母は、親だけでなく子どもにとってもうれしいことにしましょう。いい母親だった人ほど、子どものために自分の楽しみを後回しにしがちです。卒母したら自分が楽しいと感じることを第一に考えるようにします。卒母が成功したかは、卒母直後はわかりません。卒母後の人生を楽しむことができたときに初めて「上手に卒母した」といえるのでしょう。
おわりに
かわいいわが子のためなら何でもしてあげたいと思っている親御さんは多いと思います。でも子どもが自分の力でたくましく生きていくためには上手に卒母をして子離れをしましょう。これこそが親としての最後の役目ではないでしょうか。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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