激しい痛みと戦い対面したわが子、いとおしくてたまらないことでしょう。パパもママも喜びと幸せにみちあふれると同時に、一人の人間を育てていく大きな責任感が芽生えたかと思います。他の誰にも負けないくらい幸せになってほしいと願います。親としてできることはまず命名と、子ども名義の預金口座を開設することです。この記事では、預金口座の作り方やおすすめの貯蓄方法、知っておきたい注意点をまとめました。参考になればと思います。
子ども名義の預金口座の作り方
子どもが小さい(赤ちゃん)などの理由により、子ども本人が申込書に署名できない、捺印できない場合、親権者の代理手続きで口座を開設することができます。最近では利用目的を口頭で聞かれることもあるとのこと。「教育資金を貯めておくため」「お祝い金の管理をしておくため」などといった理由を答えるのが良いでしょう。
次に口座開設時に必要な書類と、おすすめの預金口座の種類について述べていきます。
口座開設時に必要な書類
必要な書類は以下の四つです。銀行へ行くときにお忘れになりませんように!
- ママの本人確認書類:運転免許証や保険証など、ママ本人であることが確認できるもの
- 子どもの健康保険証
- 印鑑:届出印として銀行に申請できるもの(この期に新しい印鑑を一つ作ってもいいですね)
- 現金:口座開設時にいくらか入金しなくてはいけないため(金額の決まりはありません)
「自動積立定期預金口座」がおすすめ
「自動積立定期預金口座」とは、パパもしくはママ名義の口座から、新しく作る子ども名義の口座へ自動的に毎月定額のお金を積み立てすることができる預金口座のことです。
毎月決まった日に自動的に積み立てができるので、ほうっておいても子どもの口座へ預金ができる大変便利なシステムです。知らないうちにまとまった金額が預金できるので、子どもの将来の教育資金や結婚資金などにあてることができます。
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知っておきたい口座開設後の注意点
口座を開設した後も、そのまま放置するのではなく、定期的に記帳するなどして管理をおろそかにしないようにしましょう。大きな注意点として「贈与税の問題」と「通帳管理問題」についてお教えします。
1.贈与税の問題
贈与税とは?贈与税がかからなくする方法
一般的には「個人からの贈与による財産の移動に課せられる税金」のことを贈与税と言います。
贈与税は申告税なので、万が一申告を忘れてしまった場合は「脱税」としてみなされることもあるので要注意です。申告をしなくて済むように、子どもの預金口座への入金は少額ずつが基本です。
贈与税の特例措置について
2015年度税制改正によると「結婚や育児にかかる資金であれば、1000万円までを子や孫(20歳以上50歳未満)にまとめて贈与しても贈与税はかからない」という特例があります。まとまった額を贈与する場合は、この特例措置について調べてみてください。
2.子どもが成人した後の通帳管理問題
子どもが成人したときに起こりやすい問題が「通帳管理」です。子どもが未成年のうちは、親が代理人となって管理できるので、引き出しも可能です。しかし子どもが成人した段階で、親が開設して預金していた通帳だとしても、その通帳は子ども本人のものとなります。よって預金してあるお金を出金しようとしても、子どもの委任状がなければ、親が勝手に引き出しすることができなくなるのです。
子どもの成人を期に、通帳と印鑑を渡すならば何もしなくて良いですが、渡すのはもっと先に、とお考えであれば通帳管理について十分に気をつけてください。入り用でいつ引き出すか予想がつかない場合は、ある程度の額を親の口座へ移しておくことがベターです。
※銀行によって詳細条件が異なる場合がありますので、窓口で相談してみてください。
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40代のWebライターです。あちこちで色々なジャンルの記事を書いています。家族構成は夫、息子(中2)、柴犬(3歳)。
子育てのモットーは「褒めて伸ばす」こと。只今反抗期&思春期の息子との程好い距離感を模索する毎日です。
好きな言葉は「今頑張れば後が楽」。子育て中のママさんに役立ちそうな情報をお届けできたらいいな~と思います!
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