特に歩けるようになってから幼稚園くらいまでの子どもは、ふとしたときに迷子になることがあります。今まで横にいたはずの子どもがいなくなると、パパやママだけでなく子ども自身もパニックになりますね。ここではどんな場所で迷子になりやすいのか、迷子にならないようにするにはどうすればよいのか、迷子対策として子どもに教えておきたいことを詳しく紹介します。
子どもが迷子になる場所とその理由
いままで一緒にいた子どもが急にはぐれてしまうのはなぜでしょうか。子どもは興味のあるものに吸い寄せられて行ってしまいますし、大人もうっかり子どもから注意が外れてしまう瞬間があるのです。
子どもが先に行ってしまう
子どもが最も迷子になりやすいのがショッピングセンターです。頻繁に訪れる場所ながら、ゲームセンターやおもちゃ売り場など、子どもが気になる場所がたくさんあるのが迷子になりやすい原因です。
混雑している人混みをすり抜けて子どもが走りだしてしまうと、いくら親が気づいても追いつけません。同じようにデパートや遊園地、駅などの混雑しがちな場所も、子どもが迷子になりやすい場所です。
子どもが迷子になる場所
- ショッピングセンター・モール
- 遊園地
- スーパー
- 公園
- おもちゃ屋
- 駅
- スポーツ施設
- 駐車場
親が子どもから目を離す
スーパー、公園、プール、駅なども注意が必要です。きっとついてきているだろう、と信じて移動していたのに、気づいたら後ろにいなかった。という形で迷子になるケースが多くなります。
特にスーパーは、いつも買い物をする場所なので、子どもに意識が向かなくなりがちです。また、公園で迷子になる場合は、ママがママ友との話が盛り上がっていたり、子どもが走りまわったり、かくれんぼをしているので見逃す可能性が高いです。
それ以外の場所でも、パパや祖父母など他にも大人がいると、誰かが見ていてくれるだろう、と油断しがちです。休日のお出掛けや家族旅行中も注意しましょう。
子どもを1人で行動させてしまう
行列に並んでいるとき、買い物をしているときに子どもが「トイレにいきたい」ということもあるでしょう。「◯歳になったのだからもう大丈夫、1人でいってきなさい」といってしまうかもしれません。1人で行けたとしてもトイレから出たときに方向感覚がわからなくなり、元いた場所に戻れなくて迷子になってしまう子どもがいるのです。
さらに、トイレには個室があるので、犯罪に巻き込まれる可能性も高く、小さい子どもが1人で行くのは大変危険です。1人でトイレに行ってほしいと思う事情はそれぞれありますが、自宅とは違うので、外出時にはトイレも一緒に付いて行きましょう。
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迷子になったときに役立つグッズ
どこかに出掛ける際は、見取り図を確認して子どもの好きそうな場所を確かめておくと安心です。また、パッと目立たせるように、はっきりとした色の服や水着などを着せておくのも有効です。そのほかに活用できる迷子グッズにはどのようなものがあるでしょうか?
当日の子どもの写真
いわゆる迷子グッズではありませんが、当日の子どもの画像をスマホで撮っておくと便利です。全身を撮った画像があれば、もし迷子になったときに背格好や服装、髪型などいろいろな情報を正確に思い出せます。また、万が一、迷子になってしまったときに迷子センターで子どもの特徴を説明する際にも役立ちます。
音のなるキーホルダーや靴、風船
子どもから特徴的な音が鳴るようにしておくと、もし迷子になっても音で見つけやすいです。鈴付きのキーホルダーや音のなる靴などがあれば身につけさせておきましょう。また、テーマパークなど場所の雰囲気を損なわないようであれば、小さな風船を持たせておくと大人の目線のままで子どもを探しやすくなります。
名札、迷子ひも
よちよちと子どもが歩いて行ってしまうのを防止するのであれば、迷子ひもやひも付きリュックがおすすめです。子どもが好きなキャラクターデザインのものもあるので、好きなものを一緒に選べば嫌がらずに背負ってくれるでしょう。
絶対に迷子になっては困るという場面であれば、胸に迷子札や迷子ステッカーなど名前と連絡先がわかるものを付けておくのがおすすめです。直接名前などを表示させておくのが不安という場合は、タグを子どもに持たせておいて、スマートフォンのアプリからタグをつけた子どもの位置を探せるグッズもあります。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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