友人や親族の結婚式に招待されるのはうれしいことですが、正直自分の服装にも悩んでしまうのに、子どもはいったいどうしよう・・・と途方に暮れた経験はありませんか。そこで、一般的なマナーとしてNGだと思われるポイントと、おすすめできる服装についてまとめました。3歳から6歳までの女の子をイメージしていますので、参考にしてください。
こんな服装はNG!注意するポイント
結婚式はお祝い事なので、周囲の大人も喜びいっぱい。招待される側も、ついついはりきって準備してしまいがちです。しかし、式や披露宴はフォーマルな行事です。やはり最低限のマナーと、招待してくれる方への配慮を忘れてはいけません。
主役は花嫁さん 白いドレスは避けて
洋装でも和装でも、花嫁さんの服装は純白です。白は純粋さを表す色で、これは花嫁さんにしかゆるされない色です。大人にとっては常識的なマナーですね。子どもだったらいいかな、と迷う気持ちもわかりますが、小さな子どもでも避けた方がよいでしょう。ただし、結婚指輪を持つリングガールや、フラワーガールを務める場合は、花嫁さんにあわせて白い衣装を着てほしいと言われることもあります。先方から要望があった場合はもちろんOKです。
ティアラは主役の特権 カチューシャで我慢
女の子の場合は、髪型もステキに仕上げてあげたいですね。リボンやコサージュで華やかに飾ると、お祝いムードが高まります。でも、その場合もティアラはあきらめた方が無難です。ティアラは、王冠の一種で主に女性が身につける装身具です。イギリス王室や日本の皇室で女性皇族が身につけている様子を見たことがあるかと思います。お姫様の雰囲気でステキですが、やはり結婚式の主役は花嫁さんです。カチューシャで我慢しましょう。
定番は黒の革靴 サンダルは普段着用
靴はワンストラップの革靴が定番です。もちろん柔らかい合成皮革でかまいません。サンダルはかわいらしいですが、つま先やかかとが出るような靴はフォーマルには向きません。新しい靴は靴擦れの心配があるので、事前に少し履いてならしておくとよいでしょう。秋冬のブーツは、モコモコしたカジュアル過ぎるものでなければ大丈夫です。子どもには会場では落ち着いて座っていてほしいので、普段は履き慣れない靴で緊張しているくらいがちょうどいいかもしれません。
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大人受けして自分も満足!おすすめはコレ
結婚式には、両家の親族や会社の関係者など、初めて会う方たちも大勢出席します。できれば、招待してくれた方にも周りの方にも失礼のないようにしたいですね。そこで、大人にも受けがよく、親も本人も満足できるようなおすすめの服装を年齢別にレコメンドしてきましょう。
3~4歳におすすめ カラードレス
見守る大人も、思わず「かわいい!」と言ってしまうような年頃の子どもたちには、カラードレスがおすすめです。ただ、あまり華美なものは印象がよくありません。フリフリキラキラの度合いは抑えて、色の鮮やかさで華やかさを演出するといいでしょう。ウエストからふわっと広がるシルエットのスカートは、幼い子どもらしいかわいさを感じさせます。おなかがいっぱいになっても大丈夫なように高い位置で切り替えのあるワンピースもおすすめです。
5~6歳におすすめ シンプルコーディネート
この年頃の女の子には、少しお姉さんらしいシンプルコーディネートがおすすめです。すっきりしたAラインのワンピースにボレロを合わせたものなどは、入学式や卒園式にも使えます。素材のよいものを選ぶと、上品な印象が強まります。年齢的にも、フォーマルな場所の雰囲気や服装に慣れておいてほしい時期ですね。ただ、色は紺や黒にこだわる必要はありません。ピンクや水色、淡い黄色など、好きな色を選ばせてあげましょう。
こだわらないなら幼稚園の制服でもOK
1回だけのお祝い事にドレスや靴を買いそろえるのはちょっと、と思う気持ちもありますね。習い事の発表会や、卒園・入学に使うといった予定がなければ、お友達に貸してもらってもいいでしょう。その際は、必ずクリーニングしてお返ししてください。
レンタルを利用する方法もありますが、幼稚園に制服がある場合は制服で出席するのもOKです。制服はフォーマルな服装ですので、冠婚葬祭に使えます。その際も靴だけは運動靴にしないように気を付けてあげてください。
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