子どもはもともと、外で身体を動かして遊ぶのが好きですよね。いろいろなスポーツをさせてあげるのもいいですが、実は自然体験が子どもの成長や発達にとても良い影響を与えるのを知っていますか?なんと自然の中でキャンプすることで、子どもの能力を伸ばすことができるのです。今回はキャンプなどのアウトドア体験が子どもに与える良い影響を中心に、紹介していきます。
自然体験が足りないと子どもはどうなるのか
自然と触れ合うことは何となく良いことのように感じるけれど、実際にアウトドア体験をしなかったらどんなマイナス面があるのでしょうか?自然体験をあまりしなかった場合にどうなってしまうのかを三つ紹介していきます。
人とのコミュニケーションが苦手に
現代の子どもはインターネットやゲームといったデジタルに囲まれた社会で生活しているため、外に出て友達と遊ばなくても、家でテレビやネットゲームなどを使って一人で遊べるようになってしまっています。一人で過ごすことが当たり前になってしまうと、他人とコミュニケーションがとれない、相手を認めることができなくなってしまいます。
生き抜く力が足りない子どもになる
アウトドア体験をしていない子どもの中には屋外で用を足すことができなくなったり、鶏肉は工場で作られているものであると思ってしまっていたり、さらにはキャベツとレタスの見分けがつかなかったりする子がいるようです。もちろんみんながみんなと言うわけではありませんが、アウトドア経験をした子どもの方が生き抜く力が備わるのでしょう。
物事の感受性にも違いがでてくる
美しいものを見て感動する、という感情は生まれつき持っているものではなく、人とのつながりの中で少しずつ経験し、育つものです。アウトドア体験を通じて大自然の美しさを肌で感じたり、野外で料理をしたりテントを張ったりして感じる達成感などの自然体験が足りないと、美しいものを見ても心から感動することができない、何も感じない子どもになってしまう可能性があります。
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親子の絆を結びつけるきっかけにもなる
ここ最近の生活スタイルを考えると、両親が共働きの家庭も多く、家族みんなで過ごす時間というのも以前と比べて減ってしまっているのではないでしょうか?アウトドア体験を通じて、親子の絆を深めることができれば良いですね。
お手伝いしようという気持ちが生まれる
普段は家での家事は分担制にしていたり、専業主婦のお母さんだと家事をお父さんにはあまり頼らずにこなしたりしていたりする家庭が多いのではないでしょうか?アウトドア体験の中で、お父さんお母さんが助け合っている姿を見たり、普段はやらない料理やお片付けを一緒に手伝ったりすることで、子どもも普段から家でもっとお手伝いしよう!という気持ちがでてきます。
親子の思い出作りとしての経験になる
子どもが中学生になる頃には、友達づきあいや部活動などで忙しくなってしまい、家族でキャンプもなかなか行けなくなってしまいます。今のうちにアウトドア体験を通じて親子の絆を結ぶ、思い出をたくさん作るのはとても大切です。子どもがいずれ親になった時に、きっとまた同じように子どもに経験させてあげたいと思ってくれるでしょう。
日常のコミュニケーションも円滑に
子どもがストレスを抱えているのと同じように、もちろん大人にもストレスは多くあります。そのせいで日常生活が少しピリピリしたり、子どもを叱ったりしてしまうこともあるかもしれません。子どもと一緒にアウトドア体験を行うことで大人のストレス発散にもつながり、そうすることで日常生活でも子どもといいコミュニケーションがとれるでしょう。
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わんことうさぎと共にわいわい暮らしている主婦です。
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