子ども傘売り場をのぞくと、対象年齢が2歳からとなっている傘もたくさん売られています。そのため2歳頃になると子ども傘の購入を検討される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、2歳でも傘はしっかりとさせるのでしょうか。今回は子どもが傘を使えるようになる時期やサイズ、傘を選ぶポイントなどについて紹介していきます。
傘はいつから使えるのでしょうか?
雨の日は大人も傘をさして荷物を持っていますし、子どもを抱っこしたりベビーカーを押したりするのもかなりの重労働なので、子どもも自分で傘をさして歩いてもらえると助かりますね。しかし、雨の日は事故も多く、小さな子どもに傘をさして歩いてもらうのはちゅうちょしまう方も多いかもしれません。果たしていつから傘をさせるのでしょうか。
傘に興味を持ってもらうことからはじめる
まず実際に傘を使い始める前に傘に興味を持ってもらうのもおすすめです。例えば傘を題材にした絵本を読んであげるのもひとつです。その際、傘を使うのが楽しくなるように読み聞かせをするのはもちろんですが、同時に傘の使い方も教えてあげましょう。例えば、「傘の先を人に向けない」、「使わないときは傘を閉じる」などマナーを伝えれば実際に傘をさすときもスムーズに使えるようになるかもしれませんね。
子どもが「傘をさしたい」と言って来たときがチャンス
2歳頃の子どもは好奇心旺盛な年ごろです。大人や周りのまねをしたがったり、自分でなんでもしたがったりするので、大人やお兄ちゃん、お姉ちゃんが傘をさしていたら、自分も傘をさしたがるかもしれません。そのときがチャンスです。本人が気に入ったおもちゃの傘や一番小さな傘を買ってあげましょう。しかし、いきなり雨の日に傘デビューするのではなく、まずは晴れた日に庭や近所で傘のさし方を教えてあげることからはじめることをおすすめします。
雨の日の外出で傘デビューができる目安
安全に傘をさせるのかが重要になってきます。大人の言うことを聞きながら、傘を人にぶつけないような配慮が可能になり、傘をさしながら前を向いてしっかり歩くことができるようになれば事故に遭う危険性は減ります。2歳というのはあくまでも目安ですので、わが子が安全に傘をさせるようになってから傘デビューするのがよいでしょう。
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ただ小さいだけではない、子ども傘の選び方
大人は気に入った傘を選んで購入すればいいのですが、子どもの傘はそうはいきません。きちんと傘をさせない2歳頃の子どもだからこそ、サイズ・安全性などを重視して子ども傘を選ぶことが大切です。子ども傘の正しい選び方をご紹介します。
大は小を兼ねるのか、傘のサイズの選び方について
わが子を雨にぬらしたくないという思いだけで、大きい傘を買い与えてしまうのはいかがでしょうか。小さな子どもにとって大きな傘をさすのはとても危険です。重いということもありますが、傘が大きいと視線が遮られてしまいます。また風にあおられてしまうとバランスを崩してしまいます。子ども傘を取り扱っているお店ではサイズ表があります。身長にもよりますが、2歳頃だと親骨の長さが40cmの傘がよいでしょう。
適正な傘のサイズ
- 2~3歳:40cm
- 3~4歳:45cm
- 5~6歳:50cm
- 小学校1~2年生:53cm
- 小学校3~4年生:55cm
- 小学校5~6年生:58cm
子ども傘ならではの安全性とは?
傘の先の部分である石突きなど鋭利な部分が丸くなっているものがよいでしょう。また、安全手開き機能付きの子ども傘はロックの部分にカバーを付け、指を挟まない設計になっています。開閉が簡単で指が痛くないので2歳頃の子どもでも安全に使用できるのでおすすめです。傘をしまうときによく指を挟んで痛い思いをした人もいたかと思いますが、もうそんな心配は不要ですね。
開きやすい自動開閉機能はあった方がいい?
では子ども傘に多い、自動開閉機能は必要でしょうか。ワンタッチで簡単に開くことができるので子どもが自分で対応しやすいというメリットがあります。反面、自動で開くおもしろさからおもちゃのように扱ってしまう危険もあります。そのため、自動開閉機能付きの傘、いわゆるジャンプ傘を選ぶかはメリットとデメリットを勘案したうえで決めるようにするとよいでしょう。
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新米専業主婦です。暇してます。在宅ワーク初めてですが頑張ります。
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