衝撃の吸収や防音効果もフロアマットは、今や赤ちゃんがいる家庭では、必須アイテムの一つですね。敷いているだけで衛生面を保てたり、断熱効果があったり等メリットばかりあるように思えるフロアマットですが、実は選び方次第で赤ちゃんを危険にさらすこともあるので、使用する際には注意が必要となります。今回は赤ちゃんを守るフロアマットの選び方をご紹介します。
フロアマットを使用するメリットとは
住宅の西洋化が進んでいる日本ですが、予測のつかない行動をする赤ちゃんにとってフローリングの床は危険がいっぱい!そんなときに赤ちゃんを守るのがフロアマットですが、転倒・転落防止以外にもさまざまなメリットがあるのです。
転倒時の衝撃を吸収してくれるクッションになる
どんなことにも興味津々な赤ちゃんには、何事にも危険という概念がありません。とにかく思うまま動き回るため、転倒して頭を打ったりむちゃをして転落したりなんてこともしばしば。いくら低いところで遊んでいるからといってもけがにつながりかねません。しかし、じゅうたんでは吸収しきれない衝撃も、フロアマットの厚みならかなり和らげることができます。
じゅうたんだけではカバーしきれない防音・断熱効果も
加減をまだ知らない赤ちゃんは、力の強さが大人顔負け!おもちゃを床にたたきつけたり、歩くようになればわざと音を立てて足踏みをしたりすることも。しかし、フロアマットを敷いておけば防音効果は抜群です。また、冷たい空気は下に集まります。そのため、赤ちゃんが生活している空間は冷えていることになりますが、フロアマットを敷いておけば高い断熱効果が得られます。
なんといってもフローリングを保護してくれる!
赤ちゃんはおもちゃや小物を床にたたきつける以外にも、テーブルや椅子を押しすすめたり、大きめのおもちゃを引きずって歩いたりして遊んでしまうこともあります。賃貸住宅はもちろん、そうでなくても床が傷だらけなのは見栄えが悪いものですよね。しかし、フロアマットを敷くことで直接的な傷はつかなくなるのです。木目調等の素材を選べば部屋になじみますよ!
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衛生面や赤ちゃんの月齢も考慮して
赤ちゃんのフロアマットといえば、30cm四方のマットをつなぎ合わせるものを想像するかと思います。しかし、使い方を間違えてしまえば、赤ちゃんを守るフロアマットのはずが、危険をさらす結果になることもあるのです。
パズルみたいに遊べるマットにはこんな落とし穴が
型が抜けてパズルのように遊ぶことができるタイプのフロアマットは、他のタイプのものと比べて隙間が多く、ほこりやこぼした液体等が入り込みやすいため掃除がしにくいです。また、赤ちゃんが自ら型を外して遊ぶことで浮きやすくなり、つまずく原因にもなります。安全面を考えると寝返りやズリバイを始める頃までと考えた方が良いでしょう。
安全に見えるフチ付きマットは転落の原因に
周囲にフチがあるタイプはベビーサークルのように組み立てることができるため、ハイハイを始めた赤ちゃんがフロアマットの外に出ないようにと一見安全に見えます。しかし、慣れてくると飛び越えようと手をかけて転落するおそれも。また、歩くようになればつまずいて転倒するおそれもあるので、ズリバイを始める頃までが良いでしょう。
30cm四方の通常サイズは衛生的にも×
フロアマットを隙間なくきっちり敷き詰めていれば大丈夫、と安心していませんか?赤ちゃんの細い髪の毛やゴミは隙間から徐々に入り込んでしまうし、それを放置していれば大量のダニが発生します。また、マットの上で毎日過ごしていれば染み込んだ汗によって裏面にカビが発生するおそれも。頻繁に掃除や手入れができないようであれば、つなぎ目のないものや大判タイプがお勧めです。
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1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
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