妊婦は要注意!春の紫外線は徹底的に紫外線(UV)対策を!

UVケア製品の選び方のおすすめ

日焼け止めのチューブ
UVケア製品、つまりは日焼け止めクリームについてですが、さまざまな商品がある中でどれを選べばいいか悩んでしまうと思います。悩んだときにまず間違いないのは赤ちゃん用の日焼け止めクリームです。大人よりも肌が薄い、赤ちゃんのデリケートな肌を考えて開発されているので、敏感肌になりがちな妊婦にもおすすめなのです。

日焼け止めクリームの成分で選ぶ

一般的な日焼け止めクリームには紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の成分が含まれています。紫外線散乱剤とは、肌の表面で紫外線を反射させることで、肌に届かないようにする作用をもち、紫外線吸収剤とは紫外線を吸収し、熱などといった他のエネルギーへ変換することで、肌への侵入を防ぐ作用をもつものです。両方の成分を組み合わせたものが多く出回っていますが紫外線吸収剤は一度肌の上で紫外線を吸収して化学反応を起こしているため敏感になった肌には負担になることもあります。妊娠中のデリケートな時期は肌に負担の少ない吸収剤無配合のものを選びたいですね。

日焼け止めクリームの防御効果で選ぶ

日焼け止めを選ぶとき、「SPF」と「PA」をいう言葉をみたことがあると思います。「SPF」とは紫外線防御効果を示すものであり、サンバーン(赤くなる日焼け)を防止する効果の目安を数値で表示します。数値が大きくなればなるほど効果は高いです。妊婦が使用する場合、ちょっとした外出にはSPF10~20、外で長い時間を過ごしたりする場合だとSPF30ぐらいのタイプがおすすめです。また、PAとはUV-A防御効果を示すものであり、紫外線A波が原因のサンタン(黒くなる日焼け)を防止する効果の指標であり、4段階で表示されています。

他にもある、選ぶときのポイント

特に紫外線吸収剤は肌ダメージが強いため、なるべく化学薬品を使用していないノンケミカルタイプの日焼け止めクリームを選ぶことをおすすめします。また、オーガニック成分などの天然成分は無添加商品と同様に肌には優しい天然素材になります。他にもつわりの時期には匂いに過敏になってしまうこともあるため、使用するものは無香料のものを選ぶと体調にも安心で良いでしょう。

おわりに

紫外線を妊娠中に気をつける方が良い理由や、その具体的な対策方法を中心に紹介しました。せっかくおしゃれに気を遣っていても、妊娠中にできてしまったシミやそばかすが出産後も消えなくなってしまった!なんて嫌ですよね。妊娠中には特に紫外線対策をしっかりおこないましょう。対策をするかしないかで数年後のシミなどに大きく影響してきますよ。

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