母健連絡カードによる仕事上の措置は?
体調が思わしくないために母健連絡カードを提出することがほとんどかと思いますが、提出することでどのような措置をとってもらえるのでしょうか。また、「母健連絡カードを提出することで働きにくくならないかな」など不安もあるでしょう。こういった点について解説していきます。
勤務時間短縮や時差通勤などで対応
母健連絡カードの提出によって、実際にとってもらえる措置は以下の通りです。
- ラッシュアワーを避けた時差通勤
- 勤務時間の短縮
- 休憩時間・回数の増加
- 身体への負担が大きい作業の軽減
- 休業(自宅療養や入院加療)
重いものを運ぶなどの直接身体に負担がかかる作業を軽減してもらう以外に、残業や休日出勤などが多くて負担になっている場合も、母健連絡カードの提出で免除してもらえます。
母健連絡カードを提出して無理なく働こう
母健連絡カードは、あくまで主治医の指導内容を勤務先に的確に伝えるもの。本来なら母健連絡カードがなくても、体調不良であればなんらかの配慮をしてもらえるのが理想的なのですが、それが難しい職場も少なくないはずです。
勤務先に遠慮して頑張ってしまう妊婦さんもいるかと思いますが、無理は禁物。おなかの赤ちゃんを守れるのは、ママしかいないのです。必要だと感じたら遠慮せずに母健連絡カードを利用して、無理なく働けるようにしましょう。
おわりに
「職場に迷惑をかけたくない」という頑張り屋さんの気持ちもわかります。でも、妊娠中はおなかの赤ちゃんとママの身体を最優先しましょう。母性健康管理指導事項連絡カードを積極的に使って、妊娠中でも働きやすい環境を作っていきたいですね。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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