エコー写真の正しい見方で不安を解消
エコー写真の見方や記号の意味が理解できると、どうしても少し違いがあるだけで心配になってしまうお母さんもいるかもしれません。
しかし、私たちと同じように赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、違いがあって当然なのです。
3Dは立体で見え4Dは動画で赤ちゃんの様子が分かる
少し前までは、エコー写真は2Dで断面を写すものが主流でしたが、最近では各断面を繋ぎ合わせて、赤ちゃんが立体に見えるように映し出してくれる3Dが多くなりました。3Dエコーは、赤ちゃんの表情や顔つきがリアルに分かるので、赤ちゃんをより身近に感じることが出来るでしょう。
また、4D専用の機器が揃っている病院だと、子宮内を動き回る赤ちゃんの様子を見ることもでき、妊娠期間の楽しみがさらに増えるでしょう。
周期ごとでエコー写真の見え方が変化する
エコー写真に映し出される赤ちゃんの様子は、周期ごとに異なります。この変化もエコー写真の楽しみ方と言えるでしょう。妊娠9週くらいになると、やや人間らしいシルエットが映し出されるようになり、妊娠中期になるとあくびをする姿を捉えるケースもあります。
さらに、妊娠後期のエコー写真には笑う姿が映ることもあり、表情の違いを見ることが出来るでしょう。
エコー写真はお腹の赤ちゃんの成長の証
エコー写真は、お腹の赤ちゃんの成長の証を残すものでもあります。記号や数値ももちろん大切ですが、そこだけに意識を向けるのではなく、赤ちゃんの成長を楽しみながら眺めることで、さらに愛しさが増すでしょう。
普段は、お腹の中で見えない赤ちゃんの成長を、エコー写真を通して生まれてくるまでの期間を見守ることが出来る貴重な写真だと言えますね。
おわりに
妊娠初期から渡されるエコー写真には、横にアルファベッドで記号が並んでいます。この意味が分かると、赤ちゃんの成長をより深く理解することが出来ますよね。エコー写真の見方が分からないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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