妻の年収が高くても仲良くするためにできることは?
上記で触れたように、妻の年収が高くてもうまくやっている夫婦はいます。一方で年収のことで関係がギクシャクしてしまっているという家庭もあるでしょう。最後に妻の年収が高くても夫婦が仲良くするために、できることをまとめてみました。
夫に定期的に感謝の気持ちを伝える
妻の年収が高くても仲良くするためには、夫のプライドを保つことが不可欠です。夫の方の年収が低かったとしても、家庭のために一生懸命働いています。そこで夫には定期的に、「いつもお疲れ様」「家族のために頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。また家事や育児をしてくれたときも、「疲れてるのにありがとう」と伝えると夫は嬉しくなり、もっと家のことをしようと思ってくれることでしょう。
完璧な女性にならないように弱い所も見せる
男性はパートナーがどれだけしっかりしていても、自分が守る立場でいたいもの。もしパートナーが仕事も出来て、年収が自分より上で、家のこともそつなくこなしてしまうと自信をなくしてしまうことがあります。そこで夫が妻の役に立てていると思えるよう、苦手な家事があるから代わりにやってほしいと頼んだり、疲れているときは正直に仕事で疲れたと伝えてください。すると男性は頼られていると感じ、家事や育児に積極的に取り組むでしょう。
年収によってパワーバランスを作らない
特に妻の方の年収が高い場合は、お金や家庭の決断を妻がするようになるケースがあります。しかし夫婦は二人で協力し合いながら関係を築いていくものです。だからこそ年収によってパワーバランスを作ったりせず、大切なことはきちんと二人で話し合って決めるようにしましょう。年収によって優劣はなく、どちらも家庭にとって大事な存在だとお互いに理解できれば、妻の年収が高くても良好な関係が築けるはずです。
おわりに
昔から妻よりも夫が稼ぐのが当たり前という考え方が一般的でした。妻の収入が高いと夫婦関係がうまくいかなくなってしまうケースもあります。しかし夫婦は年収に関係なく対等な存在です。年収によって家庭内で優劣をつけず、お互いに尊敬しあっていれば、妻の年収が高くてもずっと仲良しで居られるはずです。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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