新婚時代は、夫婦でお風呂にはいっていた人も多いのではないでしょうか。でも、子どもが生まれると、自分一人でお風呂にはいることもままならないものです。「子どもがいるから」を言い訳にしていると、知らず知らずのうちに夫婦の距離は離れてしまうかもしれませんよ。今回は、夫婦でお風呂の実態とメリット、そして夫婦で楽しくお風呂にはいるコツを紹介します。
夫婦でお風呂、みんなはどうしているの?
口では「夫婦でお風呂なんてテレビドラマじゃあるまいし」なんていっていても、心の中では「みんなはどうしているのかな」と気になるものです。気の置けないママ友にも、なかなか聞きづらい話題ですが、まずは数字で「夫婦でお風呂」の実態をのぞいてみましょう。
約40%の夫婦は一緒にお風呂にはいっていた
約40%の夫婦は、結婚後も夫婦一緒にお風呂にはいっているというアンケート結果があります。頻度は違いますが、新婚世代だけでなく、幅広い年齢層で結婚後も夫婦一緒にお風呂にはいっていることがわかりました。「夫婦でお風呂なんてテレビドラマの世界」と思っていた人にとっては、これだけでも大きな衝撃ではないでしょうか。
40代になっても約20%の夫婦は一緒にお風呂
夫婦の関係は、子どもが生まれると変わります。夫婦という異性のカップルから、家族という性別を超えた集団になるのです。30代40代は、家事と子育てが忙しくなり、夫よりも子どもを優先してしまうときかもしれません。アンケート結果も、子育て真っ盛りの40代になると、一緒にお風呂にはいっている夫婦は約20%まで減ります。それでも、5人のママ友グループのうち一人は夫婦でお風呂にはいっているという結果です。
夫婦一緒にお風呂にはいりたい夫は多い
実は「うちの夫は一緒にお風呂にはいりたいなんて思っていないわよ」と思っている妻を驚かすアンケート結果があります。夫婦一緒にお風呂にはいっていない夫のうち、約24%は「本当は妻と一緒にお風呂にはいりたいと思っている」という結果があるのです。すっかり子育てに夢中になり、妻であることを忘れかけていた人でも、まだ間に合うかもしれません。求められているうちに期待にこたえてみませんか?
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夫婦でお風呂にはいればすべてうまくいく三つの理由
「いまさら夫婦でお風呂にはいることは恥ずかしい」という理由だけで、夫婦一緒のお風呂をあきらめてしまっては、もったいないことです。実は、夫婦でお風呂にはいることには、大きなメリットがあります。リビングでもおしゃれなレストランでもなく、夫婦でお風呂にはいるだけですべてがうまくいく理由を三つ紹介します。
夫婦が向き合って話せる時間ができる
子どもが生まれると、生活のすべてが子どもを中心にして回ります。夫婦の時間を持ちたいと思っていても、子どもが起きている間は落ち着いて話すことは難しく、話題を選ぶ必要もあるでしょう。お風呂場は、閉ざされた空間です。浴槽に夫婦ではいれば二人の距離も近くなり、静かな空間で向き合って話をすることができます。夫婦でお風呂にはいる時間を作るということは、強制的に夫婦で話をする時間を作ることになるのです。お風呂では、テレビやスマホに邪魔をされる心配もありません。
心身共にリラックスして素直な自分になれる
夫婦を長くやっていると、強い自分ばかりを見せてしまい、相手に対してなかなか素直になれないことがあります。特に自分が親になると「寂しい」「そばにいてほしい」など、相手を求める言葉は恥ずかしくていいにくいものです。
お風呂で温かいお湯に体をゆだねると、心身共にリラックスします。何もまとわず、無防備な姿で相手と向き合っていると、次第に素直な自分になれるのではないでしょうか。閉ざされた空間の中ならば、誰かに話を聞かれる心配もありません。普段は口にできない正直な言葉で夫婦の会話をすれば、夫婦の絆も強くなるでしょう。
「家族」ではなく相手から異性を感じられる
結婚して、父や母となることはすてきなことです。しかし「お父さん色」「お母さん色」が濃くなってしまうと、相手に対して異性を感じなくなってしまうかもしれません。「夫婦でお風呂にはいる」というと、いやらしいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、夫婦に色気は必要です。
夫婦で一緒にお風呂にはいれば、目と肌から相手の異性をはっきりと感じます。日常生活で見る姿とお風呂で姿とのギャップは、夫婦関係の大きな刺激になるでしょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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