「リサイクル」=限りある資源を使い切る
「リサイクル」とは、形を変えて再利用すること。ペットボトルは繊維に、古新聞は再生紙に再生されます。一方、家庭でも、生ゴミを肥料にする、使い終わったタオルを雑巾などに再利用するといった具合に、ものを使い切るよう心がけることでゴミを減らすことができます。
6.ゴミの分別、リサイクルボックスの活用
リサイクルの第一歩はゴミの分別です。ペットボトルや古新聞など資源として再利用できるものは、ゴミ袋に無造作に入れず、まずは分別しましょう。古新聞はひもなどでまとめれば、ゴミ袋は不要です。分別したペットボトルは小さくつぶせばかさを減らすことができるほか、スーパーや役所などに設置されているリサイクルボックスに持ち込めば、ゴミ袋の節約にもつながります。
リサイクルボックスではペットボトルのほか、牛乳パックや食品トレーなどの回収も行っています。近くのリサイクルボックスで回収している品目をチェックし、買い物などの際に持ち込む習慣をつけておけば、家庭から出すゴミの量を減らすことができます。
7.もののリサイクルは家庭でもできる
ペットボトルや古新聞などは専門の業者がリサイクルをしますが、家庭でも生ゴミや使い古した衣類やタオルをリサイクルすることができます。タオルは雑巾に、衣類は細かくカットしてキッチンや洗面、トイレなどの掃除に使うことができます。最後はゴミとして処分することになりますが、そのままゴミに出すよりもかさを減らすことができ、また使ってから捨てるまでの寿命を延ばすことができます。
ガーデニングや家庭菜園をしている人は、生ゴミのリサイクル=肥料化に挑戦してみましょう。園芸店などで生ゴミのリサイクルキットが販売されているほか、ダンボールを使って生ゴミを堆肥にする方法などがネットで紹介されています。
おわりに
ゴミを減らし、有料ゴミ袋を節約する七つの方法をご紹介しました。七つの方法それぞれが連動することでゴミを減らすことができますが、いきなり七つすべてを実行するのは難しいかもしれません。まずは七つのうち、ひとつだけでいいので行動してみましょう。ひとつの行動が他の方法につながり、できることが少しずつ増えていくといいですね。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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