災害発生時のお迎えで気を付けることは?
災害時は保育園にお迎えに行けず親子ともども不安な時間を過ごすことになります。そのため、できるだけ落ち着いて行動できるように災害が起きた場合の対応を話しあい、職場から直接迎えに行くことを想定した準備をしておきましょう。
災害時の集合場所を家族で相談しておく
保育園と職場が遠い場合、災害が起こればお迎えに時間がかかる可能性が高いです。そのため誰が保育園に迎えに行くのか、災害時の集合場所について家族で相談しておくようにしましょう。ただし、小さい子どもがいる場合、狭く制約の多い避難所で長時間静かに過ごすのは難しいかもしれません。そのためある程度安全が確保できる場合は自宅にとどまるのを基本とし避難所は食糧調達や情報収集を中心に利用するのがおすすめです。
子どもに災害時の心得を教えておく
東北の沿岸部では、地震が起きた場合は家族の安否を確認する前にまず自分が逃げて生き延びろという意味の「てんでんこ」という言い伝えがあります。
4、5歳くらいになったら実際に災害が起きるかもしれないこと、災害の場合はお父さんやお母さんの心配があったとしても、まず先生のいうことを聞いて自分の身は自分で守るように教えておきましょう。それと同時に普段から通学路の危険箇所や、公衆電話の使い方などを覚えてもらうことも大切です。
災害時に必要なものを職場に用意しておく
実際の災害時は徒歩で帰宅することや当日の天気がわからないことなどを踏まえて非常持ち出し袋を作っておくと安心です。できるだけ重くならないように注意して以下ようなものをリュックサックに入れておきましょう。
- 笛
- 職場から自宅までの地図
- 履きなれた運動靴
- 軍手
- マスク
- 雨具
- 手さげ袋、新聞紙
- お菓子、水
おわりに
災害が起きたとき、保育園と職場が遠いと普段どおりの方法で帰宅したり保育園へ連絡をとったりするのは困難です。普段から家族や周囲の人たちと何かあったときの対策を相談しておき、職場でも持ち出し袋の用意をしておくと安心です。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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