マルチタスクになるとできることは?
マルチタスクになるとできることには、どのようなものがあるでしょうか?原則的にマルチタスクになると、1日あたりにこなすことができる作業量が増えますので、やらなければならないことが山積みになってしまうという状況を避けることができるようになります。ここでは、マルチタスクになるとできるようになることについて、具体的に説明します。
家事を効率的に終わらせられる
マルチタスクが身に付くと、家事を効率的に終わらせられるようになるというメリットがあります。マルチタスクを導入することにより、一つの家事にかかる時間の間に、別の小さな作業をいくつか消化することができるようになりますので、結果的に全体的な作業終わりの時間が早くなるというわけです。マルチタスク能力を身に付けることによって、子どもが保育園や幼稚園、あるいは小学校から帰ってくるまでに一通りの家事を片付けることができるようになったという声も聞かれます。
家族と触れ合いの時間を増やせる
家族と触れ合いの時間を増やすことができるというのも、マルチタスク能力のよい点の一つです。特に専業主婦の方はもちろんのこと、普段仕事をしている主婦の方は、マルチタスク能力を仕事の部分にも生かすことができるようになります。残業することなくスムーズに帰宅することができ、会社から疲れて帰ってきた後に、マルチタスク能力で家事を効率的に片付けることができれば、家族との触れ合いの時間を増やすことができるようにもなります。一流の経営者の方々の中にも、家族と触れ合いの時間を増やしたいがためにマルチタスクの能力を身に付けたという方がいるほどです。
より育児に集中することができる
家族との触れ合いの時間を増やすことができるのはもちろんのこと、子どもが小さいうちは、より育児に専念することができるようにもなります。特に目離しならない小さな子どもがいる場合、家事に割くことができる時間はほとんどありません。それどころか睡眠時間も足りなくなるぐらいです。
そうなると、当然一日にやらなければならない作業量に対して時間が足りなくなります。しかし、マルチタスクで効率的に作業をこなすことができるようになれば、より育児に割くことができる時間も増えますし、結果的に自身が休むことのできる時間を増やすことにもつながります。
おわりに
女性には元から備わっている傾向がある、マルチタスク能力。特に主婦になると日々非常に忙しいことから、このマルチタスク能力を使って効率的に作業を進めていくとよいでしょう。もちろん配偶者や家族のサポートも必要ですが、効率的に作業を片付けることができるようになれば、自身の自由時間の確保にも貢献できるようになるかもしれません。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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