イクボス誕生!イクボスが目指す仕事と生活の両立10カ条

イクボスのパパ
「イクボス」という言葉をご存じですか。「イクメン」は育児参加する男性、「イクボス」は育児参加に理解がある上司をさす言葉です。最近誕生した「イクボス」とはどのような存在なのか、「イクボス」をめぐる状況を解説します。

「イクボス」は「育児参加に理解があるボス」

子連れで会社
ボスという言葉には男性的なイメージがありますが、「イクボス」に性別は関係ありません。男性でも女性でも、部下の育児参加に理解があり、ワークライフバランスに配慮しつつ、会社の業績を上げ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を「イクボス」といいます。

「イクボス」誕生の地は群馬県

「イクボス」のような上司は、もしかしたら過去にも存在したかもしれません。しかし、新しく言葉が生まれて定義づけされたのは、群馬県が開催した「イクボス養成塾」だといわれています。平成29年3月には、群馬県の商工会連合会長や経営者協会長ら14名が「ぐんまのイクボス共同宣言」をおこないました。この宣言は、同年の1月に改正された「育児・介護休業法」「男女雇用機会均等法」の流れをくむものです。少子高齢化によって働き手が減っている社会で、子育てをしながら働く人を支援するために生まれたのが、「イクボス」なのです。

厚生労働省も「イクボス宣言」を応援

「イクボス宣言」をするということは、職場環境を子育て中の人に優しいものに変えていくことを約束するということです。厚生労働省では、「女性・イクメン活躍検討チーム」(愛称はジョカツ部)による、「日本総イクボス宣言プロジェクト」を推進しています。ジョカツ部は、20~30代の若手職員で構成されたチームで、まさに子育て世代の意見が反映された活動だといえるでしょう。「イクボス宣言」のフォーマットが用意され、各省庁の副大臣や企業のリーダーが多数、宣言しています。

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「イクボス10カ条」を解説

理解ある上司
「父親であることを楽しもう」と、男性の立場から子育てやワークライフバランスについて発信してきたNPO法人ファザーリング・ジャパンは、2014年から「イクボスプロジェクト」に取り組んでいます。プロジェクトの「イクボス10カ条」は「理解・ダイバーシティ・知識・組織浸透・配慮・業務改善・時間捻出・提言・有言実行・隗より始めよ」です。これらのワードは、子育て中の社員が働きやすい環境を作る上で、重要な概念を表しています。

「ダイバーシティ」「知識」は重要

10カ条の中で、「ダイバーシティ」と「知識」という項目は重要です。「ダイバーシティ」とは、英語で「多様性」という意味。性別や国籍、年齢、障害の有無にかかわらず、多様な人材を活用すること、また、時短勤務、在宅ワークなど、働き方にも多様性を認めることがイクボスとしての必要条件になります。上司が多様な働き方を認めることで、子ども中心の働き方も可能になります。

「知識」は、男性の育児休暇制度や、それにともなう年金の支払い控除など、制度についての知識のことです。企業向けの優遇制度など、知識がないと「会社にとって損ばかりだ」という間違った認識を持つことになりかねません。

「有言実行」「隗より始めよ」のハードルは高い

「有言実行」「隗より始めよ」は、イクボス宣言した人にとってもハードルが高いでしょう。「有言実行」とは、イクボスがいる企業は業績も上がるということを実証し、宣伝しなくてはならないということです。「隗より始めよ」とは、中国のことわざで、「大事をなすには身近なところから」という意味があります。つまり、イクボスとして自分自身もライフワークバランスを重視した働き方をしなくてはならないのです。若い世代に理解がある上司でも、自分のこととなるとなかなか意識を変えられない人もいます。ライフワークバランスを重視しつつ、結果も残さなくてはならないというのは、なかなか大変です。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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