同じマンションのママ友と上手に付き合う四カ条
分譲マンションを購入した場合、同じマンションのママ友とは、何十年も付き合う可能性があります。関係が悪くなれば、お互いに何十年もつらい思いをして過ごさなければなりません。できれば、助け合えるママ友として長く付き合いたいものです。
最後に、同じマンションのママ友と上手に付き合う四カ条をお話しします。
(1)同じマンションだからこそ距離をおく
同じマンションのママとは、親密に付き合い、何かあったときにはお互いの家を行き来して助け合える関係になりたいと思うでしょう。しかし「親しき仲にも礼儀あり」です。親密に付き合うことは、一歩間違えると「他人の家に土足であがる」ことになってしまいます。同じマンションのママ友と長くいい関係を続けるためには、お互いの私生活がわからない距離を保つことがポイントです。
(2)同じマンションのママ友は広く浅く付き合う
同じマンションには、たくさんのママ友がいます。気の合う人とだけ付き合いたくなりますが、ママ友は広く浅く付き合う方がいいでしょう。なぜならば、仲のいいママ友が絶対に引っ越しをしない、仲たがいをしない保証はないからです。ママ友グループは、一度できあがってしまうと、後から入ることは簡単ではありません。広く浅く付き合っておくことで、どこのママ友グループにも入れるセーフティーネットを張ることができます。
(3)同じフロアのママ友と生活リズムをあわせない
同じフロアのママ友とは、接点がより増えます。ゴミ捨てや犬の散歩のタイミングなど、毎日の生活リズムがあっているときには、わざとずらした方がいいでしょう。特にゴミ捨ては「見られたくないとき」です。ゴミ袋から透けて見えるごみをじっと見られると、私生活を探られているようで嫌な気持ちになります。
ママ友は、子ども関係の友達と割り切って、それ以外に会ったときにはあいさつ程度ですましておく無難でしょう。
(4)姿は見えなくても耳があることを親子で意識
マンション内には、共有部分があります。子どもが大きくなると、共有部分で友達とおしゃべりをするかもしれません。しかし、同じマンションに友達がいるときには、姿は見えなくても耳があることを意識しておきましょう。特に、病気で学校を休んでいるときに、同じマンションの子どもたちが遊んでいる声を布団の中で聞くことは、子どもにとってつらいことではないでしょうか。マンションは、個々の独立した家の集合体ではありますが、同じマンションだからこそ必要な気配りもあります。上手な気配りができる人は、同じマンションのママ友とも上手に付き合うことができるでしょう。
おわりに
紹介した四カ条は、お互いの生活を守りながらも、いざというときには助け合える関係を保つコツです。同じマンションには、年上の後輩ママもいれば、年下の先輩ママもいます。上手に付き合うことができれば、同じマンションのママ友は、一緒に歳を重ねながら子育てを楽しめる同士になるでしょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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