男性の育休取得はいまだにハードルが高い?上手な取得方法をご提案

育休を取得する期間とタイミング

離乳食をあげる
男性が育休を取得する時期は、その家庭の理由によってさまざまです。育休を最低限に抑えたいと考えている人もいれば、妻に働いてもらった方が世帯収入があがる家庭も。最もスタンダードな育休取得の期間とタイミングを3通りご紹介しますので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

先に育休を取得した妻とバトンタッチ

妻が職場復帰をする=子どもの保育園デビューということになります。子どもが保育園に入園したからといって、育児が楽になるわけではありません。通いはじめは慣れない保育園に毎朝グズられたり、中には夜泣きをしたりする子もいるでしょう。そうした中で妻も久しぶりの職場となれば疲労がたまることは目に見えています。よって、この時期に育休を取得すれば妻をサポートすることができるのです。

妻と子どもの退院日から数週間程度

出産を終えた女性の体は、男性には想像もつかないほどのダメージを負っています。妻の負担を減らすためにも、兄弟がいる家庭の多くは出産直後から数週間ほど育休を取得しているようです。また、妻子を実家に預けることのできなかった場合や互いの実家が近所にない場合など、頼れる人が近くにいない時にもこのような育休の取り方をすると良いでしょう。この方法は育児というよりは奥さんを全面的にバックアップするといった方がわかりやすいかもしれません。

妻の産休終了後から約10カ月間

妻の職場復帰を支えるため、子どもが1歳になるまでの約10カ月間に育休を取得するケースです。昔と違って女性も職場で評価される時代ですので、夫よりも妻の方が稼ぎが多い家庭も増えてきているのが現状です。そのため、妻が働いた方が世帯収入があがる家庭では、妻の体の回復(産休終了)と同時に夫が育休を取得し、育児に専念するのです。

おわりに

待機児童が減らない日本では女性の職場復帰がスムーズにいかないため、男性の育休制度が重要になってきています。まだまだ改善すべき点は多く見られますが、妻と子どものためにも育休制度を検討してみてはいかがでしょうか。

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