家事に協力してくれない夫の対処法
男性が仕事を頑張ってくれているとはいえ、女性だって毎日ヘトヘトになりながら生活しています。せめてもう少し家事に協力してくれたら余裕ができるのに･･･。そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか？そんなときに役立つ、家事に協力してくれない夫の対処法をお伝えします。
日頃から感謝の気持ちを伝えること
まずは夫の仕事の大変さを理解していることと、感謝の気持ちを伝えましょう。「遅くまで大変だったね。お疲れさま！」「いつも家族のためにありがとう！」「あなたのおかげで生活できている！」などと、少し大げさに伝えると効果的です。誰だって、自分のことをわかってくれている人のことは、理解してあげたくなりますよね。日頃から感謝の気持ちを伝えることで、男性も家事や育児の大変さを考えるきっかけになることでしょう。家庭内の雰囲気もよくなり、家事の分担に関しても快く受け入れてくれるようになるはずです。
家事を頼むときは下手に出てみる
男性はプライドが高い人が多いので、「お皿洗って」「洗濯物をたたんで」などと命令されると反発したくなってしまうようです。男性は立てられたい生き物なので、ここは女性が大人になって、家事を頼むときは下手に出てみましょう。「疲れているところ申し訳ないけど、〇〇してくれない？」「ゆっくりしているのにごめんね！〇〇できる？」など、お願いするような口調で頼んでみてください。少し丁寧に伝えるだけで、「そんなにいうなら仕方ない」と夫もやる気になってくれることでしょう。
子どもを介してお願いしてもらう
子どもがいる夫婦なら、子どもを介してお願いしてもらうという手もあります。「パパ、○○して～」と言われたら、なかなか断ることができませんよね。夫婦同士で家事の話をするとギスギスしてしまいがちですが、子どもを挟んでコミュニケーションをとれば、けんかをしないで済むかもしれません。また、家事は苦手でも、子どもの面倒見はよいという男性もいます。そんな人には家事ではなく、育児を担当してもらうのがおすすめです。家事と育児のどちらか片方をしてくれるだけでも、女性の気持ちはだいぶ楽になりますよね。
おわりに
夫婦間で家事の分担がうまくいけば、けんかすることなく、お互いに余裕を持って生活できるようになります。まずは夫の気持ちを理解して、感謝の気持ちを伝えたり、少し下手に出たりすることからはじめてください。女性がそうした努力を重ねることによって、男性も少しずつ家事に対する理解を示してくれるようになります。収入差に関わらず、平等な家事の分担を目指しましょう！
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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