せっかく小児科外来に来たのだから待合室の設備を活用しよう!
小児科外来は子どもがなるべく怖がらないように、子ども向けのキャラクターで装飾したり、おもちゃや絵本を置いたりするほか、付き添いのお母さん達にも長い待ち時間を飽きさせないための工夫をしています。診察時間まで、ただじっと待っているのではもったいない!ここでは小児科外来でぜひ利用してほしい設備を紹介します!
医者の子どもも使っている!?知育玩具やおすすめの絵本
実は小児科外来にある知育玩具や、絵本などは実際にそこで働いている小児科医師の子どもが使っていたものをそのまま使いまわしていることが多いです。小児科医師は自分の子どもに対してとても教育熱心で、おもちゃや絵本にもかなりのこだわりがあります。なかなか手に入れることが難しい高価なおもちゃから珍しい外国の絵本など、せっかくの機会なのでぜひ子どもに触れさせてみてはいかがでしょうか?
小児科の展示物には有力情報が満載
小児科の待合室には、お母さん達に向けた育児情報がたくさん展示されています。地域の育児サークルのチラシや、育児情報のフリーペーパーなども設置されていることがありますのでぜひチェックしてみましょう。また、季節ごとに流行する菌やウイルスなどの記事なども展示されていることがありますので、読んでわからないことがあれば診察のときに医師に質問してみるのもよいと思います。
おわりに
いかがでしたか?今回は、混雑する小児科待合室ではなるべく子どもとお母さんがストレスを軽減して過ごせるように、事前の準備と待ち時間の過ごし方を工夫するようアドバイスさせていただきました。実際にはうまくいかないこともありえますので、そういうときは病院スタッフに助言を求めることをおすすめします。小児科のスタッフはそのような状況には大変慣れているので気軽に相談しましょう、お母さん一人で抱え込まないようにすることが大切です。
ピックアップ
30代後半の看護師。整形外科、消化器内科を経て現在は小児科クリニックで管理職を担う。プライベートでは夫と長女(4歳)、次女(0歳)を家族に持つワーキングママ。子育てポリシーは「他人と比べない」こと。正解のない育児に日々、奮闘しながら親も子どもと一緒に成長していきたいと考えている。看護師の経験を活かした医療系の記事を担当。
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