里帰り出産をする場合には、現在かかっている病院ではなく、実家の近くの病院で出産をすることになります。里帰り出産の場合、里帰り先の病院の選び方や分娩(ぶんべん)の予約の仕方などわからないことがたくさんありますよね。どんな順番で決めればいいのか、どんな点に注意が必要なのか、病院の選び方や分娩の予約の仕方など解説します。
里帰り出産はまず何をすればいいの?
里帰り出産をするためには、事前に準備しなければならないことがたくさんあります。現在通っている病院に、里帰り出産をすることは必ず伝えておきましょう。次に里帰り先で分娩する病院を決めなければなりません。実際に出産するための病院ですから、慎重に選ぶことをおすすめします。そのために考えなければならないのは次のようなことです。
里帰り先から病院までの距離を考える
最初に考えなければならないのは里帰り先からの距離です。里帰り先からの距離が遠いと検診に通うのも大変です。何よりも心配なのが、破水や急なお産になったときなど、病院までの距離が遠いことにより状況が悪くなってしまうことです。そうならないためにも、20分圏内にある病院が安心です。交通手段も併せて考え、選ぶことも大切です。
その病院の出産スタイルなどを参考にする
病院によってさまざまな特徴があります。出産はいつでも経験できるものでもありませんし、数多く経験できるかわからないことです。例えば、母乳で育てたい場合には母乳育児を推進している病院を選ぶなど、自分がこう出産したいと思う場合や、こういう病院で出産したいという思いがある場合は、その気持ちやイメージにあった病院を探しましょう。
その病院の口コミなどを参考にする
候補が決まったら、インターネットや地元に住んでいる友人などに、その病院の評判を確認してみてください。ご実家のお母さまに聞いてみてもいいかもしれません。口コミは実際にそこで出産した人の声もあり、とても参考になります。病院のホームページだけではわからない情報などが載っていますので、参考にしてみてください。
分娩予約できるのか問い合わせる
病院によっては、問い合わせをした時点ですでに分娩予約がいっぱいだったり、里帰り出産を受け入れていなかったりする場合があります。そのため、里帰り先の病院を決める際には、候補になった病院に分娩予約ができるかどうか、里帰り出産を受け入れているかどうか、確認することが必要です。
この確認は忘れないようにしてください。
合わせて読みたい
里帰り先の病院を決めたらすることは?
里帰り先の病院を決定したからと言っても、まだまだしなければならないこと、決めなければならないことがたくさんあります。自分の都合だけでは、安全に動くことができないことも多くありますので、旦那さんとご実家と連絡を取り合いながら、必要な事項を決めるようにしてください。
里帰り先の病院に分娩予約をする
ほとんどの病院の場合、妊娠20週までに分娩予約をとるように言われます。里帰り先の病院を決めたら、まずは電話で分娩予約が可能かどうか問い合わせてください。分娩の予約が可能であれば、里帰り先の病院に転院するために必要な書類を確認し、現在通院している病院の先生に紹介状等をお願いし、書類をそろえてください。
里帰り先に帰省する時期を決定する
里帰り出産をする場合、妊娠34週前後で帰省をする方が多いようです。しかし、妊婦さんによって状況が違いますから、通院している病院の先生や助産師さんと相談をして、ベストと思われる時期に帰省するようにしてください。また、帰省したらしばらくは旦那さんに会えなくなるので、夫婦でしっかり話し合って帰省の時期を決めましょう。
帰省するための移動手段を決める
帰省のための交通手段に、飛行機を使う場合は特に注意が必要です。診断書が必要だったり、出産予定日が近すぎると医師の動向が必要だったりします。飛行機で帰省を考えている方は航空会社に確認をしてください。車で帰省する場合には、大きなおなかでの運転は危険ですので家族にお願いしてください。新幹線などの公共交通機関を利用する場合には、道中何があるかわかりませんので付き添いの人がいると安心です。
合わせて読みたい
3歳の男の子の母です。毎日振り回されています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。