ドラマや映画でも使われる「フレネミー」は、「フレンド(友達)」と「エネミー(敵)」の両方を併せ持つという意味の言葉です。
「友だちだと思っていたのに、陰では悪口をいわれていた!」など、フレネミー女子は学校や職場、ママ友にもいるやっかいな存在です。
フレネミー女子の特徴を知ることで、被害にあわないように気を付けていきたいですね。
フレネミー女子はすぐには見破れない!
フレネミー女子の特徴1つ目は、ちょっと付き合っただけではその人がフレネミー女子かどうか分からないということ。
最初は人懐っこいキャラクターで近づいてくるので、知らないうちにフレネミー女子と仲良くなってしまうのです。
表(友達)の顔と裏(敵)の顔がある
フレネミー女子の「表の顔」は、人懐っこく、印象がいい場合が多いようです。ファッションやメイクなどもきちんとしていて、お友達になりたいと思わせます。
しかし、「裏の顔」は狡猾です。フレネミー女子の前でちょっと愚痴をこぼせば、その愚痴を大げさに演出して周囲の人に悪口として伝えたり、下手をすると嘘をついてまで評判を落とそうとしたりします。
どれだけ好印象な人だったとしても、出会ってすぐに本音や愚痴、弱音を話してしまうのは避けた方が良いでしょう。
フレネミー気質の自覚がない場合も
フレネミー女子は、自分に自信がないため劣等感が強いと言われています。
そのため、相手が自分よりも優位だと感じるとその人の評判を落として、自分の方が優れていると周囲に知らしめたいと考えます。
人の悪口を広めて自分の味方を増やそうとするのです。
大体の人は、悪い感情に押し流されて悪口を言いふらしてしまうと、後悔をして罪悪感を持ちます。
しかし、フレネミー女子は「自分は悪くない」と思っているので、反省もしませんし、罪悪感もありません。
悪気なく相手を攻撃するので、その自然な様子に周りの人間も陰口を信じ込んでしまいやすいのかもしれません。
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フレネミー女子はおしゃべりで情報収集する
フレネミー女子の特徴の2つ目は、よくおしゃべりをするということ。フレンドリーに話しかけてきて、相手の懐に入り込むのが上手です。
親しい友だちの顔をして相手の個人的なことや弱み、心配事、内緒話などスキャンダラスな話題を知ろうとします。
フレンドリーに個人情報を聞いてくる
フレネミー女子は、親しくなってくると出身大学や配偶者の勤め先、子どもの成績などを聞いてきます。
このような個人情報を聞いてくると、マウントをとろうとしているのかと感じますが、フレネミー女子の場合はそうではありません。
相手の情報を聞いて「自分はこんなにすごい」とアピールするのがマウントですが、フレネミー女子は個人情報をさらに深掘りして、相手のことをよく知ろうとします。
そして、相手が自分より“上”なのか“下”なのかを見極めるのです。
自分より“上”だと認定すると嫉妬心が、“下”だと認定すると自分の存在価値を確認するための道具として執着心を持たれてしまいます。
いくら仲良しのママ友でも、個人情報を明かすのはほどほどにしておくように心がけたいですね。
心配するふりをしながら弱みを握ろうとする
フレネミー女子は相手の個人情報だけでなく、さらに心の中までのぞき込もうとします。
子育てのことや夫婦間の問題、姑や自分の親との関係など、“いつもの会話”の中から相手の悩み事を探し出します。
そうやって知った弱みを、心配するふりをして周囲に言いふらしたり、陰口のネタにしたりするのです。
ふと相談した内容がいつの間にか周囲に知られていたり、それが原因で他の人とトラブルになってしまったりすることもあるので、フレネミー女子対策のためにも付き合いの長くない友だちには、個人的な相談は避けるようにしましょう。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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