ロングライフ食品の利用シーンはどんなとき?
通常の惣菜やパンよりも長持ちする、ロングライフ食品。これらは一体どのようなときに役立つでしょうか?長持ちするだけでなく、日常生活から災害時まで役立つのがロングライフ食品でもあります。以下に、主な利用シーンやおすすめの活用方法をご紹介します。
冷蔵庫に常にある、いざという時の一品
一つ目の利用シーンとしては、忙しいときにあともう一品を足すときに活用できます。例えば、ひじきの煮物やきんぴらごぼう、ポテトサラダなどはよくコンビニやスーパーで売られており、これらは袋からサッと出すだけですぐに食べられます。封を切り、お皿に出すだけなら1分とかからないでしょう。
また、副菜としてのロングライフ食品が多いですが、ハンバーグやハーブ焼きなどメインのおかずとなる食品もあります。ハンバーグなどもレンジでチンするだけですぐに食べられ、プリンやカフェラテなども食べたいときにすぐ作ることができるので、ホット一息つけるメリットもあります。
歯が弱ってきた・痛いときにも向いている
ロングライフ食品には固すぎる食品が少ないので、歯が弱ってきた、ちょっと痛いというときにも有効活用できます。「固いものが痛くて食べられない、だけどハンバーグやポテトサラダぐらいの固さであれば食べられる」というとき、固すぎず、また冷凍食品ほど柔らかすぎないロングライフ食品は絶妙な立ち位置です。
また、コンビニやスーパーでも購入可能な、ポテトサラダのようなロングライフ食品の副菜は高いと思われがちですが、実は100円代から購入できる商品が多いのです。そのため、お財布にも優しいという優れた一面も合わせ持ちます。
防災用品の非常食として
乾パンのような非常食として、数年間もの長い賞味期限がある防災食品とまでは行かないものの、ロングライフ食品も家庭用の非常食として魅力があります。例えば、豆腐や牛乳といった賞味期限が長いロングライフ食品は「ローリングストック」で備蓄がおすすめです。ローリングストックとは、日常生活の食料を「ストック→使ったら補充」というサイクルを繰り返し、いざという時に備える方法です。
常に自宅で切らさないようにしておけばいざという時、ロングライフ食品は加熱・水なしで食べられる心強い食品でもあります。特に、豆腐など小さな子どもから歯が弱っている方も食べられる備蓄食糧は、貴重ではないでしょうか?
おわりに
ロングライフ食品は、多くのメリットや魅力があります。また、他の食品に比べて味や食感が劣るわけでもなく、おいしく食べられるのもうれしいポイントです。ただ、あまりに賞味期限が長いので、食べることを忘れないように気を付けましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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